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スタートライン 始まりをめぐる19の物語

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彼の浮気に気づいた花嫁、急に大人になった少女、別れ話をされた女、妻を置いて旅に出た男…。何かが終わっても「始まり」は再びやってくる。「変わりたい」「やり直したい」と思った瞬間、それがあなたのスタートライン。恋の予感、家族の再生、衝撃の出会い、人生の再出発―。日常に訪れる小さな“始まり”の場面を掬った、希望に溢れる掌編集。


中島たい子
中島桃果子
小川糸


好きな作家、万城目氏、島本さん、三崎さん、光原さん、中田さん、西さん、藤谷さんと、ほとんどの作家が一度は読んだ事がある、という安心な一冊。
ショートショートですが、その短い中でもインパクトを残した作品もちらほら。
逆に何が言いたいのか分からならいものや、可もなく不可もなくな作品も含まれてはいましたが。。
 
ただ、アンソロジー小説にしては割と楽しめたかな。
大体外れが多いのですが、この短い物語で余韻を残す作品も結構あったのでなかなか満足しました。
ページ数も多くないので、読みやすかったです。
(4点)