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2012年6月26日(火)~28日(木)2泊3日 富山 立山黒部アルペンルートへの旅

休日出勤で代休を稼ぎ、行って参りました富山。
家族旅行でありますが、珍しく天気に恵まれた3日間でした。
 
実は以前、富山側から室堂まで行った事があるのですが、日帰り(!)で行こうとしたこと、祝日で大変混んでいた事、天気が悪かったことなど条件が悪く、今度またリベンジしたいねと話をしていての実現でした。
今回はゆったりとした行程で、1日目に富山の宇奈月温泉まで。2日目に黒部峡谷トロッコ列車に乗り、3日目に長野側から黒部ダムを見に行くという計画です。
 
平日の夏休み前と言う事もあり、全く渋滞に巻き込まれることなくスムースに行き帰りとも乗り切りました。
 
ということで、あっさりと富山に着いたのがお昼前くらい(家を出たのは7時過ぎ)。イメージ 1
1日目は宿でゆっくりするという行程だったのですが、時間を潰すにもあまり観光スポットらしいところがなくて大変でしたね。
 
海産ものが豊富に置いてあるという所に立ち寄ると、ウォー太郎が→
藤子不二雄A氏がキャラクターデザインしたという、ウォー太郎の像。
ここから出てくる水が凄く冷たくて気持ち良かったです。
 
しかし1日目に海産物を買ってもどうしようもなかったのと、あまりめぼしい物がなかったので他の場所に行く事に。
 
道の駅に、黒部の名水で作ったサイダーや富山ブラックサイダーなどご当地ものが売られていました。1日目は買わなかったのですが、2日目に再度寄り道した時にサイダーを購入。
イメージ 2ちなみに「「富山ブラック」というラーメンが有名らしいのですが(美味しかった)、このサイダーはとんでもない味がしました(笑)
 
富山ブラックは、真っ黒なスープですが、何だかやみつきになる味。
濃厚そうな味に見せかけて、意外とするする食べられちゃう感じでした。
しかしサイダーは、醤油・胡椒風味と不穏なパッケージ。
兄がネタとして購入して飲んだところ、最初はコーラの味→醤油→胡椒(辛い!)と、最後まで飲み切れなかったようです。私も一口でギブアップ(笑)
 

 
イメージ 3チェックインが15時ということで、早めに宿へ。
ホテル桃源という宿に宿泊。
お部屋から川が見渡せる良い場所です。川のせせらぎが癒される。
宿はあまり高い所ではないため設備は古かったですが、貸し切り露天は素晴らしかったです。
←美人の湯、と言われている無色透明な湯。
また、私の偏食にも急遽対応していただき、自分だけ別メニューを作っていただいたり、何だか申し訳なかったです。
 
早速宿に着き、まずは宇奈月温泉を散策。
温泉街の例にもれず、観光シーズンではないせいか閑散とした雰囲気。
 
とりあえず明日のトロッコ列車の乗車券を買い求めるべく駅まで散策。イメージ 4
途中、営業しているのか?と疑問に思う個人商店(薬屋)で富山の薬を購入。
かなり高齢のおばあちゃんが店番をしているせいで、これ下さいと話しかけても気付いてもらえない始末(笑)
 
まあこの薬、たまに都内で売っているのを見たりしますけども・・・
前に富山のお土産でもらったら、凄く良く効いたので買おうと思っていたので良いのですけどね。
 
それと、何だか富山の方の店員は一様に無愛想でした(笑)
お客さんに対する態度か?!と思うような愛想笑いの欠片もなく、カルチャーショックを受けたり。あと、富山のトロッコ列車の係員の皆さん、かなり暇そうでした。
売店のお姉ちゃん達はお客さんが来ても私語を慎まないし、観光シーズンに外れた時期のせいか、窓口も閑散としている割に係員は沢山いるので手持無沙汰なのが丸わかり(苦笑)
なんだかなあという感じでしたね。
 
そこかしこに足湯があったりして、気になったけどタオルがなくて入れず。
アイスクリーム屋さんにも足湯があって、冷たいアイスを食べながら足湯に入ったら美味しいのだろうなあと思いました。(ちなみに、アイスクリーム屋さんの定員はかなり愛想が良かった)
 
お土産屋さんを見るも、あまりめぼしいものがなく・・・結局宿に戻ってきました。
宿のチェックイン時、卵を渡されました。
温泉に入っている間に温泉に卵を入れておくと、温泉卵が出来上がるという粋なサービスも。
私はお腹一杯になり過ぎて食べられなかったのですけどね・・・。
 
お風呂の貸し切り時間まで、館内を散策。
足湯があり、非常に熱くて騒ぎながらもまったり。何故かその足湯の所にハチクロの漫画があったのが嬉しかったですが(笑)
 
貸し切り風呂は非常に豪華で、大満足。
温泉にありがちな濁り湯ではなく、無色透明。何だか肌の調子も良いような気がしました。
お風呂上がりのアイスが美味しかったなあ。
 
その後、沢山の夕食が出てお腹がはちきれそうでした。
疲れていたせいか、21時過ぎには一人寝てしまいました。

 
イメージ 52日目は朝食を食べてトロッコ列車へ乗るべく出発しました。
前日に買っておいた切符の時間まで時間を持てあましてしまいそうだったので、早めの時間に交換してもらいました。
 
宇奈月欅平までの旅。片道1時間20分程かかります。
オープン型の普通客車でさあ出発!
 
車内では富山出身の室井滋さんの軽快なアナウンスが流れ、撮影スポットなどを知らせてくれます。
よくTV放送しているスポットなどもあったり、絶景が広がっていました。初夏のさわやかな風が心地良い。
ただ、予想外にトンネルの中が寒くて、長袖を着ても寒いとぶるぶる震えていました。イメージ 6
それと、トンネルが長く続くところではかなり耳に打撃を受けたようで、その後耳の調子が悪化した事は言うまでもありません・・・。
 
川の水は独特のエメラルドグリーン。
太陽からの光の反射やら成分やらでこういう色になる、というような事を言っていたような(うろ覚え)
また、流れがかなり急です。川に入ったら下流まで流されてしまうのではないかと思うくらい。
 
イメージ 7
 
野生動物を撮影すると「動物発見証明書」なるものをもらえるらしいのですが、残念ながら全く見つける事ができませんでした。
 
木々の間の絶景をトロッコ列車が走って行くのですが、なかなか動物が現れそうもない急斜面なんですよ。
動物といえば、作業をしている作業員の皆さんは一杯いましたけどね(笑)
列車が通るギリギリの場所でご飯を食べていたり、お昼寝していたりという姿が沢山見受けられました。
 
イメージ 8
イメージ 9
 
そして終点、欅平へ到着。
徒歩で結構歩くと温泉もあるようでしたが、なかなか疲れていてそこまでは行きませんでした。
川の冷たさを見たくて川に近づいて見たり、足湯に入ったりしたくらいですかね。
 
意外と時間を潰せず、時間より早く帰る事に。
帰りは客車を変えようと思っていたのに、丁度普通車しかない時間帯で、普通車で帰路へ。
 
その後、長野方面から黒部ダムへ向かうため、一路長野方面へ。
しかしそれにしても時間が余っていたため、なんと予定になかった石川・金沢へ足を運ぶ事にしましイメージ 10た。
 
で、金沢と言えば兼六園
入場料が安かったので入ってみましたが、庭園!って感じでした。
とにかく蒸し暑くて汗だくになっており、一周ぐるりと見ただけで終了。
こういうところで楽しめる大人に早くなりたい・・・。
 
金沢の柚子サイダーが美味しかったです。
金箔ソフト(ソフトクリームの上に金箔が載っている!)も気になったけど、買いませんでした。
 
イメージ 11
 時間的なものなのか、観光シーズンではないせいなのか、やはり土産物屋の定員が何処となく暇そうだったのが気になりました(笑)
 
こちらの店員さんは結構積極的に声をかけてきてくれるので愛想は良かったかな(笑)
 
という訳で、長野方面へ。
 
山道を越えて、宿へ辿り着いたのは21時前くらいでした。
宿はアルペンルートへの旅行者が多く利用するところ。可もなく不可もなく、でしたが、ツアー客が多かったせいか温泉がめちゃくちゃ混んでいたなあ。
朝風呂に入った時に、地元のおばちゃんに話しかけられて色々話しました(笑)

 
早朝からいざ黒部ダムへ。
長野からのルートは、各乗り物の所要時間がとても短いのですが、片道40分程の道のりでも往復乗車券は5千円くらいします。
この運賃の高さに尻込みして前回は室堂までしか行けなかったと言う事もあるのイメージ 12ですが、今回は黒部ダムまででは味気ないと、急遽大観峰まで行く事になりました。
 
扇沢黒部ダム トロリーバス(片道15分ほど)
長野側からのルートは、富山側からと違ってひたすらトンネルの中を走ります。
電気で走るので動きが凄くスムースな感じ。
見た目や乗り心地は完全にバスなのに、環境に優しいですね。
 
黒部ダムにあっさりと着いてしまって驚きながら、放水が始まったばかりのダムを見物。
とりあえず帰りにまたじっくり見ようということで、徒歩で次の乗り場へと足を運びます。
イメージ 13
 
 黒部ダムは放水開始ということもあり、割と観光客の姿がありましたね。
ツアー客ですかね。
 
日本人だけでなくアジア系のツアー客の姿も多かったです。
(というか、平日に旅行に行くとむしろ日本人観光客の方がすくないような・・・)
 
 
黒部ダムから次の乗り場がある黒部湖までの通路がありえないくらい寒い!なんなんでしょうね、あの寒さは。
 
黒部湖~黒部平 ケーブルカー(所要時間5分)イメージ 14
 
完全に斜めになった状態からぐいぐい上に進んで行くのですが、何だかバランス感覚がなくなってフラフラしてしまいました。
ちなみに長野側からのケーブルカーはトンネルの中を進むので何も見えません。そして5分なのですぐ終わってしまう。(片道¥840です!)
 
イメージ 15黒部平~大観峰 ロープウェイ(所要時間7分)
 
ロープウェイからは、まだ雪が残った山々を見る事ができました。ちなみにこのロープウェイは支柱がないのですよ!珍しいロープウェイでした。
そんなに寒いと思う程寒くはなかったですが、丁度良い気温でしたね。
基本的に景色を楽しむ、という感じだったので写真を撮ったりしていました。
ここから10分で室堂に行けると聞いて行きたい気もしたのですが、一度行った事があるし、何より運賃が高い・・・という事もあり、ここで引きかえすことに。
イメージ 16
 イメージ 17
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
再び戻ってきた黒部ダムです。イメージ 18
行きには見えなかった、虹が見えてラッキーでした。
 
太陽が出ていないと見えないようで、大迫力&絶景でしたね。
ただ、絶景ポイントに辿り着くまでにはとてつもなく長い階段を下りたり登ったりしなければいけなくて、疲れていた私は諦めてしまいました。
兄は頑張ってそこまで行ったのですが、足ががくがくになったようです(笑)
 
黒部ダムは沢山の労働力と犠牲者があって、出来たもの。
慰霊碑もあり、厳粛な雰囲気も漂っていました。
 
イメージ 19イメージ 20
 
 
 
 
 
 
 
 
 
黒部ダムを後にし、岐路へ。
その前に長野で美味しいおそばを食べて帰ろうということになりました。
戸隠にあるそば屋さんだったのですが、辿りつくまでにいくつもの山道・細道を辿ってかなり時間もかかり大変でした。。
 
ぐるナビで検索して出てきたおそば屋さん。イメージ 21
うずら家というところで食べたのですが、いやー美味しかった!
そして接客も非常に良くて大満足。
てんぷらもおそばも美味しくてぺろりと平らげてしまいました。
 
野菜のてんぷらが美味し過ぎてヤバかったです!
 
その後、近くにある戸隠神社へお参り。
樹齢何百年にもなるであろう御神木が神聖な雰囲気。
 
また、「RDG」を読んでいる人には嬉しい「戸隠」です。
この神聖な雰囲気を見て納得しました。
 
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イメージ 24
 
そして、帰りも渋滞に巻き込まれず順調に帰宅。
19時過ぎには帰ってくることができました。
 
途中耳の調子が悪くなった中で旅をしたせいか、次の日めまいがしてダウンし会社を休む羽目に。
きっとずる休みしたのではないかと思われれているのではないか・・・と思うとテンションが下がるのでした。
 
今回は色々な県に行けたのは面白かったな。
ただ、うーんもう1回行ったらいいかな、という感じだったかも。
トロッコ列車は満足でした。