最近よく思うのだけれども、
不器用な人の気持ちや、要領が悪い人の気持ちは、絶対にその反対にいる人（＝器用・要領が良い）には分かるわけがないのだと。
私は不器用且つ、物覚えが悪い人間である。
もちろん、仕事でも何でも、一度聞いただけでは全く理解できない。
その分努力して努力して、ようやく人と同じスタートラインに立てる。
物事を呑み込むまで、仕事を覚えるまで人よりも異常に時間がかかる。
だけど努力してようやく追いつくと、その頑張りを周囲に認めてもらえていた。
今までが、うん、そうだった。
だからたとえ自分ができそこないでも、努力すれば何とかなるのだと思って頑張れた。
けど、もうそろそろ限界かな・・・。
理不尽なこと、いつまでも認めてもらえない事、色々な事が重なって私はもうやる気を見出すことができなくなっている。
それでも馬鹿みたいに真面目な人間だから、仕事を中途半端にはできないけれど。
だけどもう、上を目指そうなんていう気にはなれない。
私はいつから、こんなふうに向上心のない人間になってしまったのだろう。
何が私を変えたのか。
勿論、自分に向かない仕事と、周囲の環境のせいだろう。
だけど文句を言うだけで、結局動かないのは、紛れもない自分なのだ。
