No-music.No-life

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己の弱さに、悔し泣く。

あまりにも不甲斐なくて。
あまりにも情けなくて。
自分自身の無能さが腹立たしくて。
何もかもがうまくいかない気がして。
誰かに気を使って顔色を窺ってばかりで。
人から悪く思われているのではないかと疑心暗鬼になって。
誰かの期待を裏切った気がして。
誰かにあきれられた気がして。
 
そんな事を相談できる友人がいなくて。
辛い事を言葉にしなくても、ただ会ってたわいのない話をするだけで気持ちが落ち着く友人を失った事を、改めてとても悲しい事だと痛感して。
その失ったものの大きさと、
人に対して弱音を吐けない自分という奴に、何だかバカらしく思えてきて。
 
悔しくて、
悲しくて、
馬鹿みたいで、
切なくて、
情けなくて、
 
そういう事を悶々と考えていたら、涙が溢れて止まらなくなった。
 
しかも、しゃくりあげてしまうくらい、
激しく、
激しく、
涙はとめどなく溢れて、いっそ声を上げて泣き出してしまいたかった。
 
隣室にいる母に泣いているのを気付かれないように、
ひっそりと、声を殺して泣いた。
 
多分、久しぶりにこんなに泣いた気がする。
 
去年失恋した時もそんなに泣けなかったのに(泣いたは泣いたけど、ここまでではなかった)。


私は、仕事を覚えるのに、とても時間がかかる人間だ。
 
だからこそ、自分の無能さを嫌というほど知っている。
人が一度の説明で理解できることを、何度も聞いて、それを自分なりに言葉にしてまとめてノートに書き記して、それを更にエクセルとかに打ってまとめて、
実践でそれを利用して、
とにかく、
 
努力、
 
努力、
 
努力・・・・
 
と、人の3倍は努力しないと、人と同じスタート地点に立てない人間なのだ。
 
だから、覚えが悪いこと、なかなか仕事を理解できないことに、時々腹立たしくて情けなくて、とにかく悔しくて悔しくて泣いた事が何度かあった。
 
でも、
 
思えば一個前の会社の時って、そんな事がなかった気がする。
 
多分、一つ一つ理解したら次のステップへ、というように教えてもらっていたから、日々勉強の毎日だったけれど、力がついていたのかもしれないと思う。
 
その環境から離れる事になってしまって、
いかにそのやり方が自分に合っていたかを知ってしまったから、
 
多分今、こんなに苦戦して、辛くてたまらないのだろうと思う。
 
それを乗り越えるのは、
やっぱり惜しまない努力しかないのだろう。
 
自分が信じられるのは、また努力しかない。
 
早く仕事ができるようになりたい。
 
そうしたら、誰にも何も言われないし、せめてガッカリはされないだろう。
 
とにかく、
頑張るしか、ない。