行って参りました。
定員150名。
初めて本を電話予約しました。
自分、電話嫌いなのでこんなこと、滅多にしません。
でも、前回のサイン会が仕事で参加できなかったということもあって、これは必ず行かねばならぬ!と整理券と本の予約をしたのでした。
無事に入手しましたが、既に定員に達しているので配布終了となっていた様子。
初めて行った時は当日購入でも参加できるくらいだったことを考えると、本当に売れてきたんだなあとちょっと切なくなったりもします。
16時~ということだったので、10分前くらいに並ぼうと有隣堂に到着すると、既に数十名が並んでいました。
店の敷地内に収まりきらなかったため、長蛇の列は店舗裏口の殺風景な所へ移動します。
15時50分くらいから並び始めて、サインが終わったのが17時。
その間、途中まで読んでいた本が読み終わってしまい、手持ち無沙汰でした。
オフ会、または毎回サイン会に参加していて顔見知りになったと思われる集団がうるさいのが気が散って仕方ありませんでしたが、一人参加の方も結構多かったです。
まあ、基本「本好きっぽいなあ」という感じの地味な・・・というか、あか抜けない感じの人が多かったですが、時々「え!こんなギャルが?」「こんなイケメンが?」と思うような人もいて、そして年齢層も10代の若者から50代のおっちゃんとかもいたり、幅広い層から愛されている辻村さんを尊敬してしまいました。
さて、結局結果から言ってしまえば、私は会話をしていないと思います。
というか、待ちくたびれて疲れていて、緊張どころじゃなかったというのもありますし。
何を話せばいいのか、頭が真っ白になっていたせいもあるし(←緊張しているのか)。
辻「こんにちは」
私「こんにちは・・・!」
最初にメッセージの書かれた整理券を渡したスタッフの方が「シリーズ化希望、ですって」と辻村さんへ。
更にもう一人のスタッフの方が、私の書いたメッセージを読み上げる。
私、昨日このメッセージを描いていたんですが、相当堕ちていたので物凄くネガティブなメッセージを書いてしまったんですよ。
「毎日嫌な事ばかりですが、辻村さんの作品を読むとそんな気分もふっとんでしまうから不思議です」的な。
っていうか、嫌な事ばかりとかどうでもいいし!(泣)
しかもそれ、まさか読み上げられて、辻村さんに聞かせるとは思っていなかったので、内心「ぬぅわぁぁぁー!」と叫びだしたい気分でしたが、
話題は、ツナグのシリーズ化についての話だったのでほっとしました。
辻「シリーズ化、良いですね。歩美が大人になってからの話も読んでみたい。誰か書いてくれないかな―」
スタッフ「!丸投げですか!?(笑)」
辻「歩美が大人になったらどうなるんでしょうね。女遊びとかしない大人になっていればいいけど(笑)」
私は終始微笑むしかできませんでした。
なんかふわふわと、夢の中にいるような、非現実的な光景が目の前で・・・
辻「今日はありがとうございます。これからもよろしくお願いします(微笑み)」
私「はい!ありがとうございました!」
と、そんな感じで、目の前にあの憧れの辻村さんが!
そしてこの満面の笑顔を私なんかに向けてくれるのですね!という、もう夢のような心地というか・・・。
私の前にいた女の子が、サインをもらった後に喜びをかみしめるように笑顔で帰って行ったのが一番印象的だったなあ。
人を幸せにする作家。
辻村さん、大好きです。
そして毎回見る度に思いますが、綺麗な方です。
写真より生の方が断然綺麗です!
辻村さんのサイン、これで3冊目。
家宝にします(笑)
そして、また次もサイン会があったら出来うる限り参加したいと思いました。
一人一人時間をかけて笑顔を向けてくれて、話かけてくれて・・・本当に温かい作家さんですよ。
シャイな人も、緊張に弱い人も、ぜひ機会があったら行って見て欲しいです。
1時間待ちはきつかったですが、充実したひと時を過ごす事ができました♪