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小説 東のエデン

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100億円で、日本を救え―正体不明の人物Mr.OUTSIDEは、12人の“セレソン”を選出し、あらゆる願いを叶えてくれるノブレス携帯を託した。与えられたのは100億円、課されたのは「日本を救う」という使命。一方、サークル「東のエデン」に籍を置く大学生・咲は、卒業旅行で訪れたホワイトハウス前で、全裸で記憶喪失の男・朗と出会う。彼の手には、拳銃とノブレス携帯―朗は、咲は、そしてこの国は、一体どこへ向かうのか――


神山健治さんの本です。
装丁は、羽海野チカさん。
 
話題のアニメを監督自らオリジナルエピソード豊富に小説化!とのことで、アニメ版にはなかったエピソードも多々含まれている模様。
 
羽海野さんのイラストも可愛いし、アニメ版の主題歌はschool food punishmentが担当しているし、内容もかなり気になっていて、いつかアニメも見たいと思っていました。
お先に小説から。
 
という訳で読んでみたのですが、
うむむ・・・
さすが監督・演出家を謳っているだけあって、小説の書き方が上手くないですね、この人。
 
題材は良いし、キャラクターも個性派揃いで興味深いし、同じ題材で別の小説家が書いたらもっと綺麗にまとまって、読みやすくなったんだろうなあという気がしたり。
 
ページ数(厚み)の割には、結構すらすら読めちゃうのは、読みやすいというより意外とスカスカなせいか?
 
凄く中途半端な終わり方なのが気になるけど、これは劇場版が控えているからこその終わり方?
 
ともあれ、続きがきになります。
 
結局ほとんどの事が分からず終いで、とにかく勿体ない!という印象。
 
好きな漫画化、好きなバンドが関わっているものだけに、期待し過ぎたのかもしれません。
でも、多分映像として見たらそんなに違和感や勿体なさは感じなかったのではないかと思います。
 
アニメ版の方もぜひ見てみたいと思います。