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バルーン・タウンの手品師

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知らなければ謎は解けない。人工子宮が普及した時代、あえて昔ながらの自然な妊娠・出産を望む女性達が暮らす〈バルーン・タウン〉で起きる事件に妊婦探偵・暮林美央が挑む――




松尾由美さんの本です。

「九月の恋と出会うまで」が凄く面白かったので、期待して手にとった本作でした。

が、

ああ・・・ダメだ。全然頭に入っていかない。。。という感じで。

つまり、自分としては全然楽しめない作品だったということです。

第一に、シリーズものなのにまた変な所から読み始めてしまったこと。
そしてこれは最初から読まないと微妙だった、というのもありますが、、

なんとなくこの特殊な「バルーン・タウン」という場所に最後まで違和感みたいなものをぬぐえなかったせいもあるかもしれません。

ミステリとは言いつつ、読者(特に私みたいな推理が出来ない人間みたいな)を置いてけぼりにして、結末が展開されて・・・みたいな感じの作品はやっぱり苦手です。

でも、他の松尾さんの作品も読んでみたいとは思っていますがね。