函館に住む高校三年生の真乃。東京の大学に進学が決まった彼女の前に、小学生のときに死んでしまった幼なじみ・速人によく似た青年が現れた。それから真乃の回りでは不思議なことが起きはじめ――!? !
大崎梢さんの本です。
書店で見かけて、イラストが可愛くて惹かれました。
予約していたのですが、ようやく手元にやってきました。
予約していたのですが、ようやく手元にやってきました。
私、大崎さんの本はこれで２冊目になるのですが、大崎さんの作風をいまいち理解していないせいか、突然のどんでん返しに驚いてしまいました。
というより、青春ストーリー（恋愛込み）という頭でいたので、後半の展開についていけなかったかも。。
でも、前回読んだ「方耳うさぎ」よりは、ミステリとして楽しめますね。
卒業を控え、友人や幼馴染との別れが迫っているその切なさがとても丁寧に描かれていて、少し切なくなりました。
それにしても、パッと目立つ程可愛くない平凡な女の子に、イケメンの幼馴染がいて、その幼馴染は主人公が好きで・・・と少女漫画的な展開にクラクラしながらも、「うらやましい」とか思ってしまう乙女心を忘れない私なのでした。
