No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

The MANZAI 5

イメージ 1

中学三年生の冬休み—。除夜の鐘を聞きながら「煩悩」について思いをはせる瀬田歩のもとに、「ぼくの煩悩を二・五倍ぐらいの数値に跳ね上げ」ている元凶・秋本貴史が迎えにくる。元二年三組の仲間たちと一緒に初詣に向かう歩。いつものようにボケあい、ツッコミあいしながら歩いているうちに…。




あさのあつこさんの「MANZAI」シリーズ、第5弾です!

NO.6同様、1巻あたりの物語の進み具合の遅さは相当なものですが、今回は・・・4巻より少し月日も経って、いよいよ高校受験間際の年明けを描いています。

今回の本を読んで思ったのが、歩が大分明るくなったなあということでしょうか。そして、歩の母も。


1巻よりも2巻、2巻よりも3巻・・・と巻を増やすごとに歩のツッコミがどんどん秀逸になっている気がするのは、気のせいでしょうか?今回は読みながら思わずにやけてしまうかけあいがとてもよかったです。

高校受験、という場面が近付いている本編ではありますが、やっぱりこの作品も中学生までで終わってしまうんでしょうかね?
高校生になった二人の漫才(掛け合い?)も見てみたいと思いました。


しかし、映画化が決まったわりには全然話を聞きませんね。
誰が演じるのか不安と楽しみが半分ずつというところです。