ある虹の朝、ニューヨーク市警の失踪人課の男のもとへ、一人の少年が訪ねてきて言った。「ペギーがいなくなったんだ」と。彼の捜す少女は、一年ほど前から様子がおかしかったというのだが―一方、男の知り合いであるCGデザイナーの日本人の青年も、ふとしたきっかけからある少女の行方を追い始める。二人がそれぞれ動いた末に明らかになった真実とは―
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小路幸也さんの本です。
前回読んだHEART BEATの続編でしたが、私的にこっちの方が好きかも。
舞台がニューヨークで、主人公のほとんどが外国人で・・私が絶対自ら読もうとは思わない内容の本だったのですが、前回も登場した「メグリヤ」と「ワットマン」が語りの話だったので、意外とすいすい読めました。
ただ、分厚い本なので読むのに結構時間はかかりましたけどね。