No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

怪奇話がはやるこの頃。

この前、ホント一年ぶりくらいに爆笑問題のバク天!スペシャルでやってました。

あの番組・・

実はアンガールズ猫ひろしなどが売れていない頃からさりげなく出ていた番組で。
お笑いのインパルス(板倉は本気で面白いと思う)や友近などが出ていてバカな企画ばかりで面白かったんですよ!

で、今回のスペシャルは太田光の一度はやってみたかったの2時間でした。

そこで登場した

恐怖のバチ当たりQ心霊アタック25!!浮遊霊写真でシャッターチャンス

という一度はやってみたかったのお題。

投稿者は「芸能界で霊が見えるという人たちが実際にクイズをやってみて、本当に見えているのかをやってみました」みたいな感じで。

よくこんなのやったよなあ・・。
大丈夫なのか?

しかも茨城の廃校って何処よ!
地元茨城ですよ!

廃校の外にて。

「あの窓からこちらを見ている霊は何の霊でしょう?」

とか・・。
しかも答える人たち・・
結構当たってた。

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とまあ・・
興味本位でやるもんじゃないと本当に感じました。

大丈夫なのか?
バク天よ・・
一生復活しないのでは???せっかく面白い番組だったのにな。

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で、まあ怖い話です。

何だか最近会社の皆で怖い話をしているような気がします。

怖いから敢えて書きませんが。


で、皆さん。

心霊体験、というか・・
霊ではない・・よね!?
みたいなちょっと怖かった体験とかありますか?

私は全くそういうのはないのですが、一度だけありました。


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あれは・・

3年前?

ROCK IN JAPANのライブが終わり、地元の一時間一本のしょぼい電車で自宅へと徒歩で帰る途中のことだった。

地元には、未だに無人駅が存在しているのだが・・

その日、何故か切符をなくした私。
(地元には3駅あるのだが)中心のY駅で降りると、切符拝見というのがあり(当時まだ自動改札ではなかった!!最近やっとです)絶対に切符を見せねばならなかった&嘘をつける演技力もなかったので、しぶしぶもう一駅先のO駅で降りることにした。

そこからの方が、確かに家には近い。
その駅の近くにある中学校が家から見える程の距離だったし、帰れなくもなかったのだ。

中学校は、さすがに電気が消えひっそりとしている。
ぱらぱらと降りる人はいるものの、ほんのわずか。

私と同じ方面に帰る人はいなかった。

真っ暗な道を一人で歩く。

野外ライブなので、ウォークマンもいかれてしまうと思い持ってきていなかった。

無音の、静かな世界。

本当に月明かりだけが頼りで早足で家へと向かう。

大きな通りへ出ると、少し明るくなり安心する。
そこから、農道(田舎にはよくある。田んぼと田んぼの間のほんと車一台しか通れないくらいの細い道です)へと入っていく。

牛ガエルの不気味な泣き声(霊の声だと昔思っていて、自分にしか聞こえないと思っていた)、それ以外は音もしない静けさ。

墓石。
田んぼ。
虫の声。
暑いはずなのに、少し肌寒い。

林。
あと少しだ。

家。
ぽつぽつと見えてきた。

と、その時だった!

今まで虫の音だけだった背後から、砂利道の砂利を踏みしめたかのような音がしていた。

家から出てきた人の足音か?
さっきまでは人はいなかったはず。

妄想?
怖いからそう聞こえるだけ?

変態か?
殺されるのか?
痴漢か?
強盗か?
通り魔か?

とりあえず怖いので、更に足を速める。
音はしている。

いや、人なら人のがいい。
絶対人であってほしい。

そう願い思い切って、カーブミラーで後ろを見てみようと思い立つ。

あと少し、もう少しで、家が。
ミラーがある。

音はする。

そしてミラーを見る。

絶句

そう、後ろには、誰もいなかった

あるのは、夜の闇だけ。

私は駆け足で家に向かった。
絶対に後ろは振り向かなかった。

見る事が出来なかった。

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一度家を出て少し歩いてまた戻った近所の人かもしれないし?
幻聴かも。
自分の妄想のしすぎかも。
もしや痴漢かも。

いや・・
人間、ですよね?

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ひと夏の怖い思い出でした。