No-music.No-life

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リリイ・シュシュのすべて

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高校二年の時ですね。
それまで岩井俊二さんを知らなかったんです。たまたま目覚ましテレビか何かで公開前の映画の宣伝みたいのをやっていて、興味を持ちはじめ・・
本屋で原作本が置いてあって何気なく買って読み始めたら完全にはまってしまった作品です。

映画の方は二回観に行って、初日の舞台挨拶も見ました。今はすっかり有名になってしまった市原隼人君と私の好きな俳優忍成修吾君、伊藤歩さんなんかが来ていました(その時蒼井優ちゃんだけ来なくて凄く残念だった)
DVDも初回盤を買いましたし、リリイのCD(サントラの方も)も買いましたよ。
とにかく凄く好きな作品です。

だけど、読んだあとの焦燥感とか重い感じとか・・とにかく明るい話ではないので嫌いな人もいるかもしれませんけど、私はこの感じが嫌いじゃないみたいです。
あの独特の世界観。逃げようのない現実。容赦なく突きつけられる痛み。
なんて言ったらいいのだろう?
生きる希望が見えなくなりそうなときに読んで(観て)欲しい。

決して暗闇から浮上出来る訳ではない。
だけど、確かにリリイに救われる気がしてしまう。

原作本と映画盤では、ラストが違います。
どちらもお薦めです。

ちなみに・・岩井監督のリリイの後の作品「花とアリス」も相当はまりました。
勿論DVDも買いましたし。
蒼井優ちゃんのことがもっと好きになりますね。
リリイの時と花とアリスの時と・・全然違いますよ~本当に演技の幅が広い!
(余談:キットカットで応募して、花とアリスのショートフィルム全編が収録されているDVDが当たったのですが、初回盤DVDにも収録されていたという・・)

リリイを知った後は、レミオロメンの「エーテル」というアルバムタイトルに過剰反応すること間違いなし!(笑)