自分は、話すのが得意ではない。
もうそれは
小学校、幼稚園の頃からずっとそうで、人前で話すと顔が真っ赤になってしまうという程に、恥ずかしがりやだった。
今でも顔が赤くなったりする。
目立ちたくない。
人前に立って、何かをすることは避けたい。
裏方でいい。
人の影に隠れて生きていたい。
大勢の人に存在を認められなくてもいい。
忘れられたっていい（実際、忘れられている事必至）。
だけど、本当に大切な人には認められたい。
自分を必要としていてほしい。
なんて思うんです。
地味な私みたいな人間でも。
－－－
最近、何か気づいたのですが。
話をしていて、自分の話を相手が聞いているか聞いていないかが分かるんですよね。
大抵、聞く気がない、聞いているようなふりをしている、自分のことが嫌い、とかそういう人は
私が話しても
「え？」とか「はい？！」とか「あん？」とか
そういうちょっとつれない相槌（疑問符？）を返してくるのです。
相手先のクソ野郎もしかり、最近テキトウさが浮き彫りになってきた某上司もしかり、一見聞いてくれているようで、実はそうでないあの子もしかり。
その、嫌な相槌（「はい？！」と「は？！」が一番嫌い）を毎度の如く返される身にもなってほしい。
私は元々、かなり自信なさげに喋っているところがあるが
更に追い討ちをかけられるのだ。
元彼に「前から思ってたんだけどさ、そのボソボソ喋るくせなんとかなんないの？！」と別れの言葉と共に言われた痛恨の一撃があるのですが
好きでボソボソ言ってるわけではない！
相手が、そういう反応をするってわかっているから、上手く話せなくなるんです。
聞き取ってもらわなくちゃ、相手に伝えなくちゃって思っているうちに・・
言葉が詰まる。
声が小さくなる。
それで、また繰り返す。
同じトーンで、別の人に話をしてみます。
すると、
言葉少なな自分の意見を汲み取ってくれるんです。
「うん。うん。～で、～ってことか。うん分かった。」
って。
聞き返し方だって
「うん？」
って。
柔らかく言おうと思えば言えることじゃないですか？
これがどれだけ、自分をリラックスさせているか。
多分、リラックスしてるからこそ
ボソボソ喋ることもなくなってくるし、緊張せず話せると思うんです。
なのに、最近仕事では前者みたいな輩が多すぎる。
息が詰まるんです。
行き場がないんです。
責められているみたいで、
自分がどんどん追い詰められていく。
だから、話すのは嫌い。
自分の思ったこと、３分の１も伝えられないから。
