落ちこぼれの巫女と言いわたされ、すべてを失ったところから始まった少女の物語―。里におりたソニンは、三つの国を知り、そこに生きる人々と交わり、悩み・悲しみ・希望・喜びを実感しながらひとりの人間として豊かな人生を歩む道を見出してゆく。
そう遠くない未来、各国の有望な王子と王女が国を総べる時が来るのでしょう。
そう期待させるシリーズラストでした。
いやー後半にいくにつれてめちゃくちゃ面白くなってきて、一気に読んでしまいました。
これで本編が終了なのが悲しい限り。
この後のエピソードも読みたかったです。
(4点)