2017-08-20 幕末の大奥 ― 天璋院と薩摩藩 ― お薦めの本というか、感想。 #練習用 外様大名島津家(薩摩藩)分家の出身であった天璋院(篤姫、一八三五‐八三)がなぜ十三代将軍徳川家定と婚礼を挙げることになったのか。また婚礼の前に近衛家の養女となり、近衛家からの嫁入りという形式をとったのはなぜか。薩摩藩と江戸城大奥の歴史的なつながりを解き明かし、将軍家最後の大奥を取りしきった波乱の生涯をたどる。 畑尚子さんの本です。 自分が好きで興味のある分野なので読みやすかったです。 天璋院の生まれから、薩摩藩の詳細な説明が書かれているのでとても興味深いです。 タイトル通り、天璋院がメインなので和宮はほんの少しだけの登場でしたが、慶喜の問題に天璋院よりも冷静に対処している姿が印象的でした。 (3.5点)