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駐在刑事 尾根を渡る風

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取り調べ中に容疑者が自殺、青梅警察署水根駐在所へと降格された元刑事・江波敦史。奥多摩の穏やかな暮らしにも慣れ、自分を取り戻していた。そんなある日、御前山でいなくなったペット犬捜しを頼まれた彼は、山で何者かが仕掛けた罠を発見。それは隣県で発生した殺人事件の証拠だった。!

笹本稜平さんの本です。
 
シリーズ第2弾、といいつつ、今のところここまでしかシリーズは出ていないらしい。
 
第1弾とはまた違い、駐在所勤務に馴染んできた江波がより親しみやすくなっている感じ。
 
しかも登山だけではなく、ついにトレランまで始めたよ江波さん!!!
という山登りをする人から見たら、おお!となるエピソードを挟みつつ、愛犬のプールと共に事件解決に乗り出していく今作は、更に読みやすくなっていました。
 
前回は左遷の原因となった元上司の横やりが毎回入ってくる感じでしたが、今回は登場しないのでご安心を!
 
個人的には江波に影響されて青梅署に異動した元部下が意外といきいきとやっているのに嬉しくなりましたけどね(笑)
 
それと、バツイチ同士の恋はなかなか進まないですが、お互い憎からず思っている恋の行方も気になるところです。
 
ぜひとも笹本さん、第三弾もお願いします。
(4点)