1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈（うっくつ）していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。
監督：新海誠
音楽：RADWIMPS
きたね・・・！
これは最高傑作と言っても過言ではないかと。
元々新海監督といえば、「秒速5センチメートル」のイメージ。それも一話しか見た事がない程度で、あまり詳しく知りません。
そんなにアニメーション映画に興味がある方でもないので、ふうーん、という感じで意識していなかったのですが。
予告やTVでの特集を観たらなかなか面白そうじゃないかと思い、見てみる事にしました。
まず、三葉の暮らす街が「飛騨」であること。
飛騨高山に魅了された私としては、飛騨の山々の景色、緑、風景があまりに綺麗で観る者を飽きさせません。
そんな田舎町との対比、新宿をはじめとした東京の街の色鮮やかさよ！
緑で圧倒する飛騨であるならば、東京は光で圧倒する街かもしれません。
そして、お互いに見も知らない女子高生と男子高校生が入れ替わり、お互いの生活を満喫？しつつ、お互いへの禁止事項、決まり事を作っていき、当人同士は会った事がないのに奇妙なやりとりが始まっていくところ。
ファンタジーチックでもあり、あり得ないと思うのに序盤からぐいぐい引き込まれていきます。
そしていつしかお互いを想うようになっていく中、突然入れ替わりがストップ。
おおまかな場所のみで正確に何処に住んでいるのかも分からない。
けれど、会いたい。
その一心でお互いが会いに行くことに。そしてそこで衝撃の事実が明らかになって・・・！
という「衝撃の事実」に「ええええー！！！！」となって、ちょっと待って待って整理させて！と思うも空しく物語は進んで行き、「そうだったのかーーー！！」となり、二人は会えるの？？と切なくなり、彗星って綺麗だけどまさかこれがこんな展開になるとは・・・はわー！という感じでラストまで一気にもっていかれました。
秒速5センチメートル的に、会えないまま終わる？と思ったりもしたものの。。。。
まあネタバレになるので言えませんが、大満足の内容でした。
ファンタジーからSF展開になっていくのもまた大変好みで。
普通の青春恋愛ものかと思っている人は絶対損しています！ぜひ劇場に足を運んでください。
ヤフー映画のレビューも4.5点をキープ。
昨日は午前中の回でしたが、チケット完売だったようで、今日も家の近くの映画館で完売しましたの文字を見ました。
人気の高さも頷ける納得の映画です。
新海監督の描く風景や光の描写がとても好きだなあ。
予告編を見た限り、上白石萌音さん（舞子はレディの子ですね）の声がちょっと合っていない感じがしちゃいましたが、見ていたらそんなに違和感がなかったです。
むしろ神木君の入れ替わりの時のなよっとした声が上手すぎてちょっと笑えるほどでした(笑)
神木君、声優も最近努めていますが、上手いですねえ。
という訳で、絶対見るべき映画でした。
パンフレットも久々に買いました。きっとDVD買うね。
（5点）
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ちらほらと気になる映画。
多分見に行くかと思います。
