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悪夢の棲む家<上> ゴースト・ハント

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「出ていって、悪いことが起こらないうちに」これが、念願のマイホームを手に入れて、はしゃいでいた母のつぶやきとは思えない―。このときから、翠の身辺で怪現象が始まる。なんのためにか、鏡を嵌め込み、塞いだ窓からは、いつも誰かがのぞいている。家の中には姿なき住人の気配。立ちこめる腐臭…。調査にのりだした渋谷サイキック・リサーチだが、そこで麻衣が姿見の向こうに見たコソリの正体とは。


小野不由美さんの「ゴースト・ハント」シリーズ。

 
先日読本を読んだ際、続編が出ている事を知り図書館で早速借りてきました。
 
昔懐かしいホワイトハートからの出版ということもあり、かなり読みやすいです。
また、今までのシリーズではなかった三人称も意外だったけれど違和感なかったですし。
 
昔流行っていたこういう系統のイラストも懐かしいけど、私的にはいなださんのイラストの方が好みだな。
 
さて、本編はというと・・・
怪奇現象に原因が分かってすっきり・・・と思ったところで現れた血まみれの男の幽霊?!
 
コソリって何なの?
恐怖心が増し、気付けば旅先のホテルで怖くて眠れなくなるほどでした。
 
下巻も気になる!
 
しかし続編はこの上下巻だけで打ち止めになってしまったようで、それだけが残念です。
(4点)