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2012年3月27日~28日 日光・鬼怒川温泉の旅~豪華宿で癒される~

限りなく栃木県に近い茨城県に住んでおります。
小学生の頃の遠足は、近場だと栃木へ行く事も多かったのですが、わざわざ旅行のために栃木へ行こうと思った事はほとんどなかったかもしれません。
 
日光自体、最後に行ったのは小学生の頃ではないでしょうか?
はっきりと覚えていないくらい昔だった事は確かです。
 
今回は「温泉を堪能して癒される」という、ただそれだけの目的で近場へ旅する事に決めました。
1泊2日、鬼怒川温泉への旅です。
 
丁度春休みシーズンと言う事もあって、1泊2食で¥28,350+入湯税¥300の個人的には十分高級旅館である「あさや」の露天風呂付客室へ宿泊をする事にしました。
 
毎度ながら母娘二人旅ですが、栃木と言う事もあって10時頃に家を出てゆっくりと出発。
栃木駅から特急スペーシアで、1時間程で鬼怒川温泉駅へ到着しました。
(春休みシーズンなので、ほぼ満席でした)
 
鬼怒川温泉駅前は、お土産屋はあるものの、若干さびれた雰囲気。
観光客の姿はちらほらありましたが、見渡す限り駅の近辺には施設らしい施設はありません。
 
イメージ 1早速、バスに乗って本日の目的地である「日光江戸村」へ旅立ちました。
そうそう、日光と言えば「東武ワールドスクウェア」「日光猿軍団」「日光江戸村」あたりが有名ですよね。
猿軍団は小学生の頃に家族で訪れた事があったので、今回はワールドスクウェアか江戸村かで迷ったのですが、思い切って江戸村へ行く事に決めていました。料金の高さから前売り券を購入はしていたのですが、¥4,050です。結構しますよね(笑)
 
正直なところ、あまり期待していませんでした。イメージ 4
しかし、なかなかどうして、結構クオリティが高いではないの!
まず、ニャンマゲ。携帯カメラを向けたら、ポーズをつけてくれましたよ!⇒
そして、子供に物凄い絡まれて(えげつない質問攻撃、触られたり叩かれたりしても動じないニャンマゲ)
 
江戸村のスタッフは、岡っ引きや町人、奉行所の人間らしき人や、浪人等々バラエティに溢れた格好をしています。
お店の人は「いらっしゃいまし」と出迎えてくれ、通貨は100円=100両というように、きちんと江戸人らしいふるまいをしてくれるのでテンションが上がります。
 
途中訪れた煎餅屋さんのおばちゃんが、うっかり「~円です」と言ってしまったのを聞き逃しはしませんでしたが(笑)
 
江戸村の中では、野外ステージで悪人との立ち回り劇なども行われており、EDO好きな外国人の姿も沢山あり、皆さん思い思いに撮影に勤しんでおりました。
 
イメージ 5場内はもう、まさに江戸の街並み。
最近時代小説なども読むようになったので、俄然テンションが上がります。
 
そうそう、実は密かに江戸人に変身したいと目論んでいたのですが・・・
何この高さ!
しかも「篤姫」あるじゃん!!でも1万両=1万円で、カツラは別料金なんでしょ?!
ネズミ―顔負けのお値段ですな!!
 
イメージ 6
一番安い町人でも、3,500両(カツラ2,000両)って・・・!
 
結局諦めたのですが、大奥で妥協しようかと思っていたのに、篤姫を見つけたから凄い変身したかったんだけどね・・・あまりの高さに諦めました。
 
でも、実際に子供達が忍者や新撰組の格好をしていたり、大学生の女子群が町娘の格好をしているのを見たら、雰囲気が出ていて凄く良かったんですよねー。
お金があったらぜひやってみたい。
また、ネットで色々検索していたのですが、殿になる人は凄く少ないらしく、なると素敵なもてなしを受けるようですよ。
これは、一緒に馬鹿をやれる友人とまた来ることがあれば、ぜひ一度試してみたいものですね(笑)


時間的な関係で、北町奉行所のイベントを見ることはできなかったのですが、花魁ショーを見る事ができました。
これは・・・!
かなり面白かったし、花魁が綺麗でした。
時代モノが好きな人には溜まらんのではないかと!
 
イメージ 7←場内が暗いので鮮明に写りませんでしたが、花魁です。
花魁につく侍女みたいな二人の女性も綺麗でしたが、何といっても、この場をしきる下っ端の男性のトークが面白かったのと、殿を演じるのは場内にいる一般の方なのです。
 
やけにチープなカツラと衣装に身を包み、カンペを読みつつ「くるしゅうない」「よきにはからえ」的な言葉を言わされつつ、結構様になっている殿役の方(笑)
 
短い時間ではありますが、花魁の舞いを見る事もできたり、きちんと「あちき」とか、言葉遣いも花魁そのもので、圧巻でしたね。これはぜひとも見る価値ありです!
 
という訳で、江戸村を意外と堪能することができて満足。
友人へのお土産にニャンマゲグッズを買って、帰りのバスへ。
そして、今回メインの宿「あさや」へ向かいます。駅から各ホテルまで送迎してくれるバスがあり、「あさや」へ泊まる客は私達だけだったので、若干優越感を覚えながら(笑)ホテルに到着しました。


イメージ 8
中に入ると、なんか凄い豪華な感じの吹き抜けのロビーが。
スタッフの対応も良く、リニューアルオープンしたばかりという、別館の八番館へ案内されました。
 
案内してくれた方が、同じ地元出身と言う事も分かり、何だかほのぼのとした気分で客室へ。
 
イメージ 9
炭を基調とした落ちついたお部屋でございます。
客室露天風呂、ベッド付きの寝室、広~い室内と豪華な装いに感動です。
八番館の特権か、浴衣を無料で貸し出してくれて、金魚柄を迷わず選択。
浴衣は常に別料金の宿にしか泊まった事がなかったので、単純に嬉しかったです。
 
ちなみに、きちんと内風呂というか、シャワー室もついているのですが、このシャワーのお湯も温泉なのがポイント!
何だか非常に贅沢ですね。
 
イメージ 10露天風呂の窓?部分を少し開けると、眼下には鬼怒川を見る事ができます。
川のせせらぎがまだ、凄く癒される。
 
今回は全ての温泉を制覇する事を目的としていたので、早速夕食前にまずは八番館にある大浴場へ。
いつも眼鏡を外していると全く見えないので、コンタクトをした状態で。
 
お風呂も数種類あって、全部入って来ましたよ―。
 
その後は夕食。プランによって内容が違うようで、豪華でした。イメージ 11
そして量が多すぎて食べきれなかった(特に最後のデザートは食べ放題だったのに、ほとんど食べられず悔やまれます・・・!)
 
<メニュー>
食前酒 梅酒
先付け あさや特製豆腐
前菜 車海老菜種寄せ、白酢和え とち乙女 林檎、海鮮似凝り、松葉串
造里 本鮪、甘鯛磯の雪、牡丹海老
凌ぎ 手打ち蕎麦
温物 あさや特製鍋(岩手県産黒毛和牛、白菜、水菜、榎木、舞茸、干瓢、糸人参、寄せゆば、葛きり
油物 海老真引揚げ、季節の山菜
煮物 薬膳蒸し
食事 とちぎのコシヒカリ
上腕 味噌汁(干瓢入り)
番の物 漬物三種
水菓子 お好み
 
滅多にお酒は飲まないのですが、今回は青リンゴサワーをつけて堪能。
いやー量が多すぎて多すぎて、勿体ないけど食べきれなかったのが悔やまれますね。
料理を担当した方も席まで挨拶に来てくれたり、丁寧なもてなしでした。


夕食を堪能した後は、いざ屋上露天風呂へ!
鬼怒川温泉で最も高い位置にあるらしく、吹きつける風は寒いのですが、温泉の温かさと風の冷たさが何とも贅沢な至福の時を過ごさせてくれました。
こちらも数種類の温泉があったのですが、人が入っていて入れない所もあって残念。
コンタクトを外してしまったので星が見えなかったのが惜しいところですが、最高に気持ち良かったです。
 
部屋に戻ってまったりしながら、備え付けのお菓子やらお茶やらを堪能。
母は訳あって大浴場に入れないので、これでもかとばかりに客室露天風呂に入りまくっていました。
 
私も既に2回温泉に入ったせいか、心なしか肌もツルツルに♪
部屋にはスチーマーもあったり、贅沢でしたねー。
 
和室にあるベッドに横になり、意外と疲れたのかすんなり眠りにつきました。
 
朝起きて、まずは別館の大浴場へ。
こちらはあまりまあ無難な大浴場という感じ。
 
朝ご飯はブッフェ。
数種類の和洋取りそろえた食材に目移りしながら、かなり期待していたのですが、昨日の夜ごはんが尾を引いているのかあまり食べられなかったのが残念でした。
そうそう、自分で具材を選んでシェフがオムレツを作ってくれる、という粋な事もしていましたよ。
私は作ってもらわなかったのですが、作ってもらえば良かったなー。
 
その後、最後のお楽しみとして客室露天風呂を堪能。イメージ 2
 
川のせせらぎを聞きながら、鳥の囀り、朝の爽やかな空気に包まれての露天風呂をしっかり堪能し、幸せをかみしめておりました。
 
そういえば、お湯加減を見ようと下駄で歩いていたら、派手にすっ転びました(←お決まり)
目が悪いので、眼鏡やコンタクトをしていないと、すぐこういう事をやってしまうのですよね・・・。
 
それにしても至福の時間でしたわ・・・
 
ホテルの中にある売店も、売店と言うより普通にお土産店という規模の取りそろえで見ていて飽きませんでした。
ゆず味のサイダーが美味しかったですよ。
 
10時のチェックアウトのため、名残惜しいながら宿を後に。
早々と11時台のスペーシアで帰る事にしていたので、今回は呆気なく旅が終わってしまいました。
 
イメージ 3帰り、蔵の街である栃木を少し散策。
じゃがいも入りの名物の焼きそばを食べた時に、お店のおばちゃんが色々と教えてくれたのですが、途中突然雨が降り出して慌てて引き返す羽目に。
←ここを小型船に乗ったりすることもできたのですが、もう突然の雨で大慌てでしたので・・・しかもすぐ止むし。ついてなかったです。
 
 
という訳で、トータルで1日くらいの旅だったので物足りなさもありましたが、温泉を満喫(4回入った)し、肌もつやつやで大満足の旅でした。
たまには近場でも、贅沢する旅は良いですね。
今度は何処の温泉に行こうかな?