9/25から遅い夏休みに入りました。今回は1泊2日の伊香保温泉旅行。
お馴染み母娘二人旅でございます。
伊香保温泉は、私が20代前半の頃、当時付き合っていた彼氏と旅行に行った事がありました。
給料日前でお金をおろさないとどうにもならなかったので、お金をおろしてから(笑)お昼前に家を出ました。
実はこの石段、今までより少し増えて拡張されたらしいですね。
なので365段あったようですよ。
それを見た母が既に「えー」と文句を言っていました。
石段街は伊香保温泉のメインなので、さぞかし観光客でにぎわっているのでは?と思ったのですが、平日の午後(到着した時点で14時半くらいだった)ということもあって、そこまで人は多くなかったですね。
人の少なさは、この写真を見ていただけると分かるでしょうか?
ただ、何故か自分達が石段街にあるお店に入ると、ぞろぞろと人がやってきてレジに列が・・・みたいな状態になるという不思議はありました。
それと、ふと立ち寄ったお店で、高齢で耳が遠い&若干ボケてしまっているのか?とんでもないおばあちゃんがいたのです。
350円くらいの商品を「500円」とカウントしたり、500円のものを3つ買ったのに2個分で計算したり、挙句の果てには、5千円札を出したのに「1万円ね」といって、5千円のお釣りを返そうとしたので・・・流石に間違っている事を指摘しました。
そっくりそのままもらってしまえばラッキーと言えるのかもしれませんが、良心がとがめて流石にそれはできませんでした。
それにしても、どんぶり勘定だし、包装が全然包装になっていないし、かなりレジが遅くて参りましたね・・・。
孫とか、誰か手伝ってあげる人はいないものか・・・。
可愛い雑貨屋さんが点在していて、お土産選びが楽しいです。
私は竹久夢二のイラストのグッズを買いたいと思っていて、レターセットやら何やら、凄く可愛いものが沢山売っているお店があったのです。
しかし翌日夢二記念館に行くからと買わなかったら、実は記念館には売っていない、その店オリジナルのものだったことが判明し、ショックを受けていました。。
お土産って、意外と別のお店や地方でも同じものを発見することが多いけど、たまにそこにしか置いていなかったもの、というものも確かに存在するから非常に厄介ですよね。
あー本当残念です。
石段街にある、足湯。
一時座る所がないくらいの人が足湯に漬かっていたのですが、丁度私は誰もいない時を見計らい、入りました。
熱すぎず温かくて気持ち良かったですよ。
途中、射的や輪投げなどのお店があったのですが、軒並み休業中。
温泉街の楽しみの一つなのに、火曜定休や不定休なのにたまたま営業していないのか?閉まっているお店ばかりなのが残念でした。
また、温泉まんじゅうのお店もお休みだったり、既にバラ販売は終わってしまっていたり、残念づくし。
午前中に行ったら違ったんですかね?
頂上にある伊香保神社。子宝と縁結びの神社、ということもあって、不妊治療に成功しますように、とか子供ができますように、とか結婚できますように、とか結構切実な願いがかかれた絵馬ばかりで何とも切ない感じがしました。
伊香保の街は、非常に坂が多い!
そして、山の上なので少し肌寒くなってきましたね。だけど、この石段を登りきる頃には体はあったまっていましたけど。
今回のお宿は、4部屋のみの伊香保で一番小さい旅館、「あかりの宿 おかべ」です。
格子戸を開け、おかみさんがお出迎え。
おかみさん、和久井映見に似て美人です。
お部屋のカギを渡され、中へ。
今回のお宿。4部屋がそれぞれ、とってもこだわりのある素敵なお部屋なんです。
ネットで検索して辿り着いたのですが、どのお部屋も素敵!
その中で選んだのが、和室とベッドルームの「かぎろひ」。
マッサージチェア付き。
とても広くて落ちついた空間です。(8畳+8畳の2間)
←お茶用のコップやその他調度品に至るまで、かなりこだわりぬいた厳選したものばかり置いてあります。
タオルや着替えなどの用意も、何だかとてもセンスの良さを感じさせます。
お部屋は2Fにあるのですが、階段にちょこっと置いてある置物なんかもとてもセンスを感じさせるものでした。
まずはメインのお風呂。
今回は2組しか宿泊客がいなかったせいもあり、温泉に入り放題です。
しかも、このお宿。お風呂は家族単位で貸し切り自由&無料なんです。
早速汗を流すべく、木のお風呂へ。
おかべの温泉は二つとも白銀の湯。
無色透明の温泉です。
木のお風呂はとても広々。家族6人くらいでも十分入れるのではないでしょうか?(笑)
さっぱりと汗を流し、温泉を体中に浸透させましたー。
気持ち良かったです。
その後、夕食までお部屋でまったり。
母はこれでもかと何度もマッサージ機を使いまくっていましたね。
夕食はお部屋にある電話を鳴らして呼び出してくれました。
偏食な私は、事前に食べ物を考慮してもらうよう伝えていて、食べられるものを用意してくれていました。
海老もあったのですが、それは母に食べてもらい(笑)
魚料理が中心の前菜。
刺身はあまり得意ではないのですが、食べましたー。
鶏肉とトマトソース。
肉はあまり得意ではないですが、ソースが美味しかったです。
天ぷらは、何と卯の花(まんじゅう?)を天ぷらにしたものが!
どう見てもアイスの形にしか見えないし、食べたら甘いし、これは何だ何だと母と二人で言い合って、結局旅館の方に聞いてしまいました(笑)
ちなみに、天ぷら塩、桜・抹茶・ウコン(!)とバラエティー溢れるものでした。意外とウコンは美味しかったですが、勿論天ぷらそのものもとても美味しかったです。
最後に、みょうがのお吸い物とおにぎり、漬物が。
個人的にはご飯とおかずは同時に食べたい人なのですが、おにぎりとはまた温かみがありますよね。
今回予約したプランが、女子会スイーツプラン。
ツボに入った大きいプリンが最後にやってきたのですが、とても入りそうになかったので、お部屋に持ち帰ることに。
少し休み、もう一つの温泉「石の風呂」へ。
こちらは少し小さめですが、逆に小さいからこそ貸し切りを満喫できました。
窓を開ける事ができ、箱庭が。
外から入ってくる冷たい空気と温泉の温かさがまた溜まらない!
その後、お腹が全然減っていなかったのですがプリンを食しました。
お腹一杯だけど何故か妙に疲れて、21時過ぎには眠ってしまいました。
翌朝、母が5時台に起きてしまっていましたが、私は6時まで粘って寝ていました。
それでもやはり起きてしまって、朝一で再び石のお風呂に(木のお風呂に行こうとしたら利用中だったため)。
特にこの日の朝は寒かったので、窓を開けながら入る気持ち良さはたまりませんでしたね。
朝食。
家庭の朝ご飯、という心づくしが並びます。
贅沢な朝です。
特に、宿オススメの納豆が超美味しかったです。真ん中にある黒いお皿。周りに乗っている具を全部混ぜていただきましたよ。朝から2杯もご飯を食べてしまい、夜までお腹が減りませんでした(笑)
丁度タウンバスが来る時間だったので、少し早めに宿を後にすることに。
何だかとても落ちつく宿でしたね。機会があれば、ぜひ他の部屋にも泊まってみたいです。
宿の詳細はこちら
二日目は、竹久夢二記念館へ。
100円割引券で、入場料1,500円の割と高めな記念館です。
(写真撮影禁止です)
大正ロマン溢れる館内、オルゴールの音色を聞いたり、夢二の作品を見る事ができ、内容はとても充実していました。
ただ、何だか異常にスタッフが多かった気が・・・。
残念だったのは、お土産があまり良いものがなかったこと。あと、値段が高いという。
石段街のお店は、割と良心的な値段のものが多かったのですが・・・高くて結局、あまり買えなかったのが残念。
それと、うっかりバスの時間を見逃して間に合わなかったので、慌てて外に出てしまい、大して写真も取れなかったのが残念です。
レトロ感がハイカラで素敵だったのになあ。
あと、無料で冊子をくれる、と書いてあったのにくれなかったのは何故だろう?申告制なのかな??
バスが来ないので、次の目的地、伊香保グリーン牧場まで歩いていくことに。
シープドックショーは11時から。
現在10時30分前。間に合うでしょうか?
覚悟を決めて、歩きました。
あと○メートルの看板に励まされ、日差しが照りつける中、歩き、歩き、11時前に辿り着く事ができました。
しかし、シープドックショーが始まる場所まで結構距離があり、辿り着く前に始まっていました。
犬が吠えたり、吠えずとも威嚇しながら羊達を所定の場所まで移動させたりするんですが、これがお見事です。
指揮する外国人の男性もユニークで面白かったです。
この日は小学生の遠足の日だったのか?団体で沢山いましたね。
ショーが終わった後にはふれあいができるということで、小学生たちが群がっていました。
ショーには加わらず、触れ合い専門の羊でしょうか?
のほほんとした表情です(笑)
そういえば、今はハロウィンということで、至るところにかぼちゃやらハロウィンの装飾が。
かぼちゃの重さ当てクイズなんかもやっていましたよ。
こんなに大きなかぼちゃがあるのですねえ!
ヤギとか。餌をあげる人間に群がっていました(笑)
歩いた事で大分足が疲れてしまって、帰ることに。
帰り道、子供遊園地の中に懐かしいゲームを多数発見しました。
なんですかね、地方に行くと、今は見かけない懐かしいゲームがよくありますよね。
ワニワニパニックとか、旧型のUFOキャッチャーとか、黒ひげ危機一髪とか普通にありました。
と・・・そこには・・・!
ポコニャン!!!!
しかもこれ!!!スロットで当たると鉛筆くれるやつ!!
早速100円で2回プレイしたものの、あえなく玉砕。
あー鉛筆欲しかったよう。
しかし、今の子供はポコニャンを知っているんでしょうか?
この右側の画像の乗り物は、乗ってもカードが出ませんとか書いてあったし。
個人的には超アツかったですけどね(笑)
という訳で、グリーン牧場を後にし、バスで渋川駅まで。
特急草津も平日は1日2便しか運行していないため、帰りは鈍行でした。
渋川から高崎、高崎から高崎線で大宮まで、乗換乗換の旅、3時間以上かかりましたね。帰りは爆睡でしたが。
という訳で、まったりのんびりとした旅でした。
群馬は観光魅力度?が最下位だそうで(ちなみに下から二番目は我が地元茨城)、不思議です。
沢山温泉があって、魅力があると思うのだけどなあ。
今度は何処の温泉に行こうかな?
次の旅行の計画を立てている時が一番楽しいかもね。