No-music.No-life

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夢を見た。君の夢。

「話せて良かった。ずっとわだかまってたから・・・・・」
彼はそう言い、私に笑顔を向けた。申し訳なさそうな、だけど照れくさくはにかんだような表情で。
「うん・・・・・・」
私は何処か釈然としないような気持ちを抱えていた。わだかまりが取れた? そうだろうか? これでもう、全てが丸く収まったというのだろうか。
私はまだ何か言わなければと思うのに、上手く言葉が出てこなかった。
時間が迫る。
彼は、白いタキシード姿だった。私は精一杯めかしこんだ、パーティードレス。
披露宴が始まるまで、もう10分もない。待っていてくれた友達に急かされながら、会場へと急ぐ。
私は後ろ髪を引かれる思いで、その場を後にする――
 
慌てて会場に向かい、着席してすぐに照明が落とされ、新郎新婦が入場する。
スポットライトに照らされる、ウエディングドレスを着た小柄で可愛らしい花嫁。その隣には、彼がいる。とても幸せそうな笑顔で。私はそれを、何処かぼんやりとした頭でただ見ている。おざなりの拍手をしながら。
 
式は滞りなく進み、新郎新婦が招待客の席の一つ一つにキャンドルサービスに回っている。
新郎新婦の中学や高校、大学時代の友達だろうか。
大規模で、広い会場が沢山の招待客で埋まっている。
 
そして、新郎新婦が私のいるテーブルに近づく。
幸せそうな笑顔。
「ありがとう」という声をかけながら、ポッと灯されるキャンドル。
 
新郎の友達という位置付で招待された、異性である私の姿を見ても、優しい眼差しを向けて微笑む新婦は、だからこそ彼が選んだ人なのだ、と否応なく突き付けられるようだった。
芯の真っすぐ通った、強い意思を感じる。見た目の可愛さだけじゃなく、内面もきっと――この人には叶わないのだろう。私は悟り、目を伏せる――
 
友達として成立していなくても、友達の友達――という位置付にいる限り、いつかこんな日が来ると分かっていたはずだった。
話をして、わだかまりが解けたと言った彼からはもう後悔なんか微塵も感じなくて、更にもやもやとしたわだかまりを増幅させただけの私の気持ちは、ならば一体どうしたら落ちついてくれるのだろうか。
 
大好きだった人の幸せを心から祝福できない私は、いつまで彼の面影を引きずり続けるのだろうか――


と、いう夢を見ました。
 
リアル過ぎて「これは予知夢なんじゃないだろうか」と思うくらい、リアルだった。
まあ実際は、私が結婚式に呼ばれる訳もないだろうが(そして今の所、今の彼女と結婚する意志はないらしいんのだが)。
 
多分これはですねー。
最近小説書いてないなあーと思って、前書いたやつを読み返していたせいだと思う(笑)
 
いや、ほんと・・・その人の友達と絡む事が時々あって、名前だけはよく出てくるんだなこれが。
その度いちいちドキドキしてしまうのはどうしようもない事なのだが、かと言って別にもうどうにもならんって思っているし・・・大分落ち着いたと思ってるんだけどね。
 
でも実際結婚するって聞いたら、素直に祝ってあげられる自信が・・・・あんまり・・・・ない。正直ね。


最近職場の中で派閥ができつつあって、凄く面倒くさいです。
 
どっち側にもつきたくないんで中立の立場を保っているけど、これはこれで・・・とても面倒ですね。
 
私は人と打ち解けるのに凄く時間がかかるタイプで、自分から話しかけたりできない人なんですけど・・・
だからこそ、相手に慎重に探りをいれていって、少しずつ喋るようになって、打ち解けたらすぐ弾けちゃうんですけどね(笑)
 
会社には今のところ、心から打ち解ける人なんてほぼいないですよ。
なんか結局誰かの事を悪く言ったら、人の悪意というのは怖いから、ね。
変に伝わってたりとかして、色々面倒になったりするじゃないですか。
 
だから悪口に同調しないようにしないように・・・
自分の存在を薄く薄くしながら生きています。
 
風邪引いてても誰にも突っ込まれなかったりとかね。
それなりの代償はありますが。
 
 
でも、時々物怖じしないで人にぶつかっていける子を見ると眩しく思えてくるよ。
私もそれくらいの勇気があったらもっと楽に生きていけたのかもしれないね。
 
 
うーん、
何だか急に寒くなって、やけにセンチメンタルな気分です。
 
このまますーっと消えてしまいたいなあ。