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「モテキ」を読んでみた。

現在森山未来主演でドラマ化されて話題の、モテキの原作漫画を読んでみた。イメージ 1
 
久保ミツロウさん原作の全4巻。
ちなみに久保さんは女性作家だそうで。
 
<ストーリー>
人間誰しにも訪れるという都市伝説モテ期襲来!!藤本幸世、29歳、派遣社員
恋にヘタレな、最近流行(はやり)の草食系男子。人生初の「モテ期」に孤軍奮闘!


いやあ・・・
共感し過ぎて参った(笑)
 
そもそも、この主人公のネガティブに共感し過ぎた(笑)
私、つくづく男に生まれないで良かったなあと実感したよ。
絶対こういう卑屈で自分に自信がないネガティブ男になっていた未来が見える・・・・。
 
草食系男子、見た目的な面で言えば・・・・私の好みストライクゾーンな感じなんだけど、
この主人公の藤本君。
 
見た目も中身も完全なる草食系男子!
 
そんな30歳目前のある時期に、突然訪れたモテキ
 
土井亜紀、いつかちゃん、小宮山夏樹、林田――
 
連絡を取っていなかった女性達から突然連絡が来たり、偶然に再会したり。
 
しかも何故か自分の事が好きなのでは?と思うようなシュチュエーション。
だけど恋愛経験の足りない藤本は、「自分に都合の良い展開など起こる訳がない」と諦めモードに入っている。
 
この中の誰かと付き合う事はできるのか?


女性作家が書いているということもあって、それなりにエロい描写はあっても、妙な安心感がありすんなり読めました。
 
主人公の男目線と、相手の女目線でそれぞれの感情を描いているので、どちらにも共感できて。
 
ろくな恋愛経験もなく、自分に自信がもてずにネガティブになっている藤本の気持ちも分かるけど、一番共感してしまったのが、土井亜紀!
 
綺麗な顔、いつも相手から告白されたりさせてきた事しかなく、一見恋愛に慣れているようだけど、実は自信がない。
藤本から好きだと言わせたくて奮闘するも、あまりにも受け身過ぎる藤本に振り回されているのは、実は土井亜紀の方で(笑)
 
でも、ツンデレな感じが凄く可愛い。
こんな可愛いのに、仕事も出来て家事全般も完璧にこなせちゃうなんて、最高ですね。


という訳で、漫画としても楽しめたのですが・・・・
 
今現在の心境とシンクロし過ぎて、大変ネガティブに落ち込みました。
 
 
これだけアプローチをしても振り向いてもらえないってどんだけですか・・・。
 
恋愛が一番、みたいな考えの人間ではないので言いたくなかったけど、未来の見えない関係を続けていける程強くはなかった。
だけど何で言ってしまったんだろうと悶えていたりもする。
 
小宮山夏樹みたいに、付き合ってなくても体の関係を持つ事なんて平気で、男を翻弄させられるくらいしたたかだったら、もっと楽に生きられたのかもしれないが・・・・。
 
だけど久々に恋愛モードに入れるのではないか?という期待感が疑心暗鬼になり、ネガティブ感情に支配されたらもうダメでした。
 
ああ・・・
決して嫌いになった訳じゃないんです。
でも多分女子は「彼氏彼女」の関係になって初めて安心するところがあると思うんだよね。
私だけかな?
 
そういうのが面倒くさいと思われるならもうそれは仕方がない。
 
そしてこんな風に悩んでいる自分自身が面倒くさい。
あぁぁー・・・・・・・・・・・・・・・。

ちなみに、私のモテキは、35歳以降らしいです。
 
 
「恋なんて面倒くさいと放棄していませんか?」
 
はい、してます・・・。