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Dカラーバケーション ―インディゴの夜4―

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風営法の改正に合わせ、営業形態を変更させたclub indigo。カジュアルなカフェ風の二部を設け、若手ホストが接客を担当するようになる。他者に興味を持たないイマドキな若手ホストはトラブルを運んでくるし、渋谷警察署の豆柴は殺人事件に巻き込まれるし、開店以来一度も休んだことのない憂夜が突然休暇を取れば厄介で大きな問題が巻き起こる―。愛すべきホストクラブに集う、一風変わったホスト探偵団の活躍を描く、シリーズ最高傑作登場。


加藤実秋さんの「インディゴの夜」シリーズ、第四弾。
 
最新作なので単行本での読書です。
連作短編なのですが、結構内容も厚みもある本シリーズ。
読むのにちょっと時間はかかったものの、相変わらず楽しく読ませていただきました。
 
今回は新キャラ登場。
バンドマンのメガネ男子(だけど会話は上から目線)です!
 
3ではホストの視点から書かれた話が多かったですが、今回はまた晶の視点に戻っています。
 
絶対晶は結構綺麗な顔立ちをしていると思うんですよねー・・・ただ、周りのあくが強い人達からの扱いが酷いから、それを自覚していない感じが良い。
飾らないし、真正面からぶつかっていく感じがすかっとします。
 
それにしても、憂夜の過去が謎過ぎて(笑)
今回の話でますます謎が深まるばかりです。
過去が明かされる日は来るのでしょうか?