人というのは、自分が病気になってようやく健康の大切さに気付かされるのだ。

今日は病気の定期検査のため、仕事を休みました。

２か月に１回ペースで採血をして、甲状腺の状態を見て、数値をみて・・・簡単な問診をするだけなんですけどね。

バセドウ病になって、３年近くなるでしょうか。

薬を飲んでいるので、全然日常生活に支障はないのですが・・・それでもまだ完治には至っていないんですよね。

元々いつ治るという保証のない病気であり、長い人では10年以上薬での治療を続けていかなければいけない事もある・・・と聞いていたのですが、もう３年か。

薬を飲むだけなので、特に苦痛も感じませんが、それでも病気になってから色々変わった事は多かったりします。

やたらと体の調子が悪くなりやすくなったし、風邪もひきやすくなったし（以前はほとんどひかない人間だったのに！）、一年中汗をかきやすくなったし・・（これは病気に関係あるのか不明ですが。病気になりたての頃は、異常に汗をかいていたので病気のせいなのですが、最近は症状が落ち着いているはずなので、関係ないような気もする）

で、何より健康とはなんて素晴らしいのだろう！と思うようになったことでしょうか。

絢香が自分と同じバセドウ病であると告白して、そのタイミングで結婚だの何だのと騒がしかった時がありますが、
その時に「自分も病気だったらそれを助けてくれようとしてくれる男性が現われるのではないか」と思った人も沢山いたかもしれませんが、ならば一回経験してごらんなさいよ！

と言いたいですね。

バセドウ病になっただけで、男にかまってもらえると思ったら、大違いよ！

というのも勿論言いたいですが（現実は一切そんなことはない）！

健康であることが、どれだけ素晴らしい事か！

その事に気づくはずですから。

とまあ、熱く語ってしまいましたが、ようやく一日一錠にしてみましょう、という話になったのです。

考えてみれば、一日毎食後に二錠とか飲んでいたのから、一日二回、一回・・・と変わっていくまでにこれだけの時間がかかっていたわけで。

一度薬の量を減らしたら、また数値が上がってしまったりしたので、今回も試験的な試みなんでしょうが。。

治ったらいいなあ。

整腸剤なしでは、お腹の調子もよろしくなかったりするし・・・薬を手放せない日々は、何だか嫌ですね。

でも、私は昔、朝礼とかで貧血で倒れるクラスメイトを見て、うらやましさすら感じていた事がありますよ。
何かか弱くて可愛いと思っちゃったんですね。
貧血体質じゃない人間なんで、貧血を起こしやすい子に少し憧れがあるのは本当ですが、でも実際に病気になってみて、辛さがようやく分かったのかも。

健康第一ですよ。

ともかく、これで数値が安定すれば・・・かなり良いんじゃないでしょうか。