甘酸っぱい。ほろ苦い。だけじゃない−。“思春期まっさかり”の中学2年生×20人のままならぬ想いを描く連作掌編、全20話を収録。あなたの“あの頃”をうずかせる不慣れな恋の物語。
*-*-*-*-*-*-*-*-*
豊島ミホさんの最新刊です。
いつからか、豊島さんの新刊が出ても買わなくなってます・・。
多分ここ最近の本が、どれも似たりよったり感があったせいだと思う。
多分ここ最近の本が、どれも似たりよったり感があったせいだと思う。
それと、やけに発刊ペースが早くて経済的事情から図書館で借りるっていう行為に走っているというか。
この短編、地元の図書館で時々「ダ・ヴィンチ」を立ち読みして少しだけ読んでいました。
学園モノが好きなのと、リンクしている話が好きな私としては、この本はなかなか良かったです。
豊島さんは結構1冊の本の中で登場人物をリンクさせるという手法をよく使っているけど、確かにこれは凄い考えたなあと変なところで関心。
今まで、結構こういうクラスメイトの話を短編として書いていくっていうの、ありましたっけ?
ありそうでなかった気がするんですけど。
ありそうでなかった気がするんですけど。
結構書き分けとか、キャラ設定とか、考えるのが大変そうだなあと思いつつ。
地味な子、派手な子、頭の良い子、お調子者、可愛い子・・様々な個性をもった人間が、同じ教室で一緒に生活していて、それぞれ色々な思いを抱えているんだなあと、しみじみと感じました。
地味な子、派手な子、頭の良い子、お調子者、可愛い子・・様々な個性をもった人間が、同じ教室で一緒に生活していて、それぞれ色々な思いを抱えているんだなあと、しみじみと感じました。
また、表紙や挿絵には浅野いにおさんの素敵なイラストが。
ちょっと文章で読んだ感じとイメージが違うな、っていう子もいたのですが、果歩やめいは凄くイメージ通りで可愛かったです。
個人的に、一番目の葉の話と果歩の話が好きでした。
あと、馬鹿で申し訳ない発言なんですけど、タイトルなんて読むんですか?(苦笑)