No-music.No-life

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2006年・今年聴きまくった楽曲「ベスト14」②

第6位

ランクヘッド 夏の匂い

これは大分聴きまくりました。
期間限定公開されていたPVも、発売されたDVDに収録されていて嬉しいです。
ああいう感じが凄く好きなので。

ポテトチップスのCMでも流れていたので、耳にする機会も多く嬉しい夏でした。

故郷と都会という田舎と都会の距離にいる「君」と「僕」を繋ぐ「僕らの街」。
その微妙な距離感、寂しさをここまで静かに・・細かく描写出来る小高さんは凄い。

いつもと違った押さえ気味なサウンドは、また聞くものに切なさを誘ってそれがまた憎い程決まっているからずるい。

もうすぐ君に会える 光の中で君が待っているから だからお願い、もう少しだけ 早く、急いで 僕らの街まで

第5位

GOING UNDER GROUND  with YOU

ベストはあまり買わないタチです。
持っているのは、スピッツの「リサイクル」と今年買ったSyrupのベスト2枚とスムルースのインディーズベスト2枚です。

シロップもスムルも、未だ聴いたことのない曲が収録されているから・・
という理由と、大好きなバンドだから、という二つの理由があるのですが。

ゴーイングは、特別大好きという訳でもないんです。
「グラフィティー」で彼らを知った私ですが、一時期世間に知られていくのが悲しくて、少し遠ざかっている時があったんです。
でも、ライブに行くとそんな気持ちは吹っ飛んでしまってろくにもっていないゴーイングのCDや、友達に録ってもらったCD-RとかMDを聴いたりしてゴーイングの世界に浸っていたのです。

だから、迷っていました。
ベストを買ってしまおうか?
でも・・。

CD自体はほとんど持っていないし、友達に録ってもらったのがある・・。
でも・・。

買ってしまったんです。
初期の頃から、最新曲までメンバーが選曲した収録曲。
どれもが素晴らしかった。

あと、単純にSTAND BY MEが聴きたかったんです。ライブで分からなかったから。

気持ちを浄化したい時に、よく聞いています。

切ないだけで済ます日々 涙の意味も忘れちゃった いくら走ろうとも追いつけなかった 似合わない靴を脱ぎ捨てなければ


第4位

音速ライン 100景

明らかに、1stアルバムとは違う趣のある一枚でした。
最初に聴いたとき、何でこんなに変わってしまったのだろう?
とショックすら覚えたのですが・・。

聴き続けて驚いた事に、そんな想いがいつの間にか消えてしまいました。
それどころか、どんどん味わい深くなっていくのに驚きました。

特にラリーという、彼らがいつも思い描くもの(景色や、心情や、何気ない周りのものだとか)とは全く違っていて。

サラリーマンを、歌っていたのだ。
あの彼らが。

サラリーマンと一口に言っても、まあ上手く表現できないのだけれど。
面接が終わって、くたびれた顔をした多くのサラリーマンを見ながら私はこの曲を聴いていたのです。
あの時の気持ちは、何とも言い表せません。

坂道を駆け上がるよ 足早に夜を越えて明日へと 僕は今 生まれ変わる 何度でも そうさ君と二人で


第3位

Base Ball Bear  バンドBについて

これは参った!
インディーズ時代に発表した音源夕方ジェネレーションYUME is VISIONHIGH COLOR TIMESから、選りすぐりの音源をまとめたアルバムです。

友人がいち早くベボベを発掘し、夕方~の頃から音源をもらっていたけれど、10代にありがちな衝動性などを甘く見すぎていました。
一曲目のSAYONARA-NOSTALGIAには、ピンとくるものがあったのですが、そこまで聴いていなかったんですけどね・・。

この1枚は、よく聴いた!
じわじわと良さが出てきた音源達でした。

愛してるなんて言っていた気持ちが どうもこうも笑えてくる 今日は現実的すぎる一日 今日も普通がいいや


第2位

Base Ball Bear  C

11月末発売。
にも関わらず、これはもう未だに聴き続けています。

完全にはまりましたね。

今作では、今までのベボベらしい若々しさと青臭さとを兼ね備えつつも、一歩大人に近づいたかのような色気が出ている一枚だと思います。

このアルバムを中心に、必ずやレビューを書きますのでここでは深く触れません。

ベボベの一人勝ちですね。
2006年のハイスピードのリリースに、知名度を一気に広げワンマンツアーも出来るようになって・・。
よくやったなあ!と褒めてやりたいです。

愛してるの一言で 終われば、それがいい 渚ではしゃぐ夢 重ねて 撃ち合いたい

第1位

ランクヘッド LUNKHEAD

文句なしで今年一番聴いたアルバムでしょう。

以前書いたレビューで散々語っている事ですが、彼らも化けましたね。
このアルバムで完全に。

どれもこれもクオリティの高い曲で、それでいて心を掴んで離さない。
からloopまでの流れるような音の連なりがとても好きです。

恋をしているというタイトルに驚いたのも記憶に新しいですね。

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2時間近く書いていただけあって、軽く文字数オーバーしてますが?
という訳で二つに分ける羽目に陥る。

まあそんなこんなで、2006年の締めくくりのランキングでした。
凄いバンドを発見したのですが、それは後ほど記事に出来たらと思っています