高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。
三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。」
恩田 陸 さんのデビュー作です。
ＮＨＫ教育テレビでドラマ化されたので、知っている方もいると思います。
私もドラマで見て高校の時くらいに知ったのですけど、二十歳を越えて、原作本の方を読んでみたらすっかりはまってしまいました。
その時は文庫じゃない本を図書館で借りたんですけど、とにかく面白い！
続きが気になってどんどんページをめくってましたね。仕事中にも気になって「サヨコが読みたい」とかってわめいてましたし（笑）
恐いとかじゃなくて、不思議な話なんですけど、読んでいる途中は恐い夢ばかり見ました。
友達の何人かにも貸しましたが、皆ばっちりはまってます！
ぜひとも読んで見てください！！
ちなみに・・ドラマでは転校生津村沙世子役を栗山千明さんがやってました。
美少女で謎めいた役は、彼女のはまり役でしたよ～！！
（この話の番外編が「図書室の海」という短編集に収録されておりますので、そちらもぜひ）
そんなわけですが、最近はかなり本ばかり読んでいます。
何かお薦めの本があったら教えて下さい☆
