精霊の守り人
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。
上橋菜穂子さんの本です。
実はずっと気になっている作家さんでした。
本屋大賞で話題になった「鹿の王」も文庫が発売されましたし、一度読んでみたいなあと思っていて。
しかしシリーズを読むのならば絶対最初から読みたいと思っていて、図書館で見つけてようやく読む事に。
先日まで読んでいた本が連続して面白くなかったせいもあるのか、いやそれよりも上橋さんの筆の成せる技だと思いますから、冒頭からつかまれました。
明らかに面白くない訳ない!というプロローグ。
ラストまで流れるように、しかし決して飽きさせることなく読みきりました。
ファンタジーというとちょっと敷居が高いなと思っていたのですが、主人公が30歳の女剣士。
若過ぎない、綺麗(可愛すぎ)ないというのがまずいい。
また、敵役に至るまで魅力的なキャラクターにすっかり魅了されました。
シリーズは完結したとのことなので、これから読み進めて行くのがとても楽しみです。
次はシリーズ2作目を借りて来ました。
(4点)