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ウォーターゲーム

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突如ダムが決壊し、濁流が町を飲み込んだ。
死者97名、行方不明者50名を超える大惨事。
被害を取材する新聞記者の九条麻衣子は、生存者の証言から、事故が大規模な犯罪によるものである可能性に気づき、決壊当夜に町を抜け出した土木作業員・若宮真司を捜し始める。
一方で、産業スパイ組織・AN通信の鷹野一彦は、依頼を受けて、部下の田岡と共にダム爆破の首謀者を追っていた。
エネルギー政策の方針転換は、パニックの最中の方が動きやすい。
ダムの決壊は、水道事業民営化の利権に群がる政治家や国内外の企業が画策したテロだったが、いつのまにか計画自体が何者かに盗まれ制御不能に陥っていた!
さらなる爆破テロの噂もあるなか、若宮を発見し、事件の真相に近づいた九条のスクープが、政財界を揺るがす大スキャンダルを巻き起こす――。

吉田修一さんの本です。

シリーズもの、しかも最終巻と後で知りました。
シリーズものを途中から読むことの邪道さよ・・・とは言え、なんだか難しいといった印象で他のシリーズも読んでみよう、という気にはなりませんでした。

吉田さんの本は個人的に好みが分かれるんですよね。
面白いやつはめっちゃはまるのだけど・・・

壮大すぎる展開になんだかはまれずでした。
(3.5点)