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花咲家の旅

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つかの間千草苑を離れ、亡き妻との思い出のある地へと旅立つ祖父の木太郎。黄昏時、波打ち際に佇む彼に囁きかけるものは(「浜辺にて」)。若さ故の迷いから、将来を見失ったりら子が、古い楠の群れに守られた山で、奇妙な運命を辿った親戚と出会う(「鎮守の森」)。ひとと花。緑たちの思いが交錯する物語。花咲家のひとびとが存在するとき、そこに優しい奇跡が起きる。

村山早紀さんの本です。
 
図書館でこのシリーズを何冊か見かけていたので、シリーズか・・・と思っていたのですが、まさかの3巻から読んでしまいました・・・・
 
短編集なので独立しても読める感じではあったものの、細かい設定とかがよく分かっていないまま読んだので、完全に楽しめたかというと微妙かも。。
 
村山さんのほっこりとした作風は癒されるんですが、最近自分がひねくれ過ぎていて入り込めない感じが悲しいです。自分のせいですけどね・・・
 
植物と話ができるって、動物とは違って意思の疎通が全くできない物体でもあるので、何だか素敵ですねえ。
(3.5点)