No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

ぐるぐるまわるすべり台

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僕は大学を辞め、塾講師をする傍ら、バンドのメンバーを募集した。
<熱くてクール、馬鹿でクレバー。最高にして最低なメンバーを大募集>
そんなうたい文句に集まったロックな面々。
ボーカル志望の中浜に自らの分身を見た瞬間、僕の中で新たな物語が始まった-

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中村航さんの本です。

何やら始まりの三部作の中の一つらしいです。

デビュー作リレキショと、夏休みと、今作で三部作。

夏休みだけまだ読んでいないので、ぜひ読まねば。

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主人公の僕は、大学を辞めることにした。
退学届けが受理され、書類が送られてくる。

塾の講師は続けつつも「休学中」であると言いながら、バンドのメンバー募集のサイトに書き込む。

生徒のヨシモクの名前を語りつつ、着々と集まりつつあるメンバー・・
そして、僕は-

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内容は、何てことない平凡な日常風景。

でも、何だろうねこの独特の感じは。
主人公は、結局バンドをやるのかやらないのか・・謎のまま終わった感じだけど。

同時収録されている月に吠えるでは、バンドのメンバーのギターとドラムの話なんだけど、こっちの方が結構好き。

凄いどうでもいい話なのですが、中村さんって工業系の大学の出身者なんだろうか?

主人公の大学とか、勤め先が工業関係とか製造工場系なんだよね。
ほとんど。

ちょっと気になる。