英傑 西郷隆盛アンソロジー

時代を越え愛される維新最大の功労者、西郷隆盛─。西郷と入水した月照の死の真相(「悲恋 犬神娘」)。熊本城で官軍を勝利に導いた司令官夫人の活躍(「谷干城夫人」)。西南戦争の天王山・田原坂(「田原坂合戦」)。西郷の副将・桐野の熱き忠誠(「賊将」)。薩摩軍が発行した軍票秘話(「西郷札」)。西郷は生きていた?! 芥川の意外な逸品(「西郷隆盛」)。謎多き偉人、その知られざる生涯を旅する傑作集。 

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西郷どんを毎週見ているのですが、本当私は江戸時代が終わり明治が始まる頃のあたりの歴史には詳しくないなと実感。

はまったところだけ色々調べたので、江戸幕府が滅びてからはあまり知らないんですよね。

ただ学校の授業で明治時代に入った瞬間に面白いと感じたのは思い出しますが。

ということで、西郷隆盛に絡んだアンソロジー。

松本清張、芥川龍之介、吉川英治などなど、有名過ぎる作家ばかりのアンソロジーなので、たぶん読みにくいんだろうなと思っていたのですが、やっぱりでした。

まあ文章や表現が昔のだからというのも大きいのですが。

ただ、池波正太郎さんの話と松本清張さんの話はなかなか面白かったです。あと意外と芥川龍之介の作品が読みやすかったし、上手いなあと思ったこととかが面白かったですね。

ただ、アンソロジーなので全体的には読みづらかったなという印象が強く、再読はしないと思います。

（3.5点）