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あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇

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江戸時代中期、長く続いた不況を脱し、景気にも明るい兆しが見え始めた。大坂天満の呉服商、五鈴屋でも、五代目店主の惣次とその女房幸が、力を合わせて順調に商いを広げていた。だが、徐々に幸の商才を疎むようになった惣次は、ある事件をきっかけに著しく誇りを傷つけられ、店主の地位を放り出して姿を消す。二度と戻らない、という惣次の決意を知ったお家さんの富久は、意外な決断を下す。果たしてその決断は五鈴屋を、そして幸を、どのような運命へと誘うのか。

高田郁さんの本です。

最初からこうしていたら良かったのでは?と思う三男坊との結婚。

人形と人形遣いになるという役目を全うし、有能な幸のアイデアで順調に五鈴屋の商いは広がり、売上を伸ばしていきます。

一度他の店に移った奉公人や、アホぼんの妻だった菊栄との再会など、嬉しい出来事もありつつ、すこぶる順調に進んでいく4巻。
しかし高田さん、こんな順調すぎる展開ばかり続くわけはない、と勘繰ってしまう私です。
果たして5巻はどんな展開に?

あー面白すぎて・・・読み終えてしまうのが辛い。
5巻は図書館の予約待ちです。

順調に商いを広げてきていますが、果たしてどうなるのか。早く続きが読みたいです。
(5点)