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あきない世傳 金と銀〈3〉 奔流篇

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大坂天満の呉服商「五鈴屋」の女衆だった幸は、その聡明さを買われ、店主・四代目徳兵衛の後添いに迎えられるものの、夫を不慮の事故で失い、十七歳で寡婦となる。四代目の弟の惣次は「幸を娶ることを条件に、五代目を継ぐ」と宣言。果たして幸は如何なる決断を下し、どのように商いとかかわっていくのか。また、商い戦国時代とも評される困難な時代にあって、五鈴屋はどのような手立てで商いを広げていくのか。奔流に呑み込まれたかのような幸、そして五鈴屋の運命は?

高田郁さんの本です。

続きが気になるので図書館で追加で借りてきた3、4巻。

アホぼんの不慮の死をきっかけに五代目を継いだ惣次。
その妻となった幸は、商才のある惣次と共に順調に商いを拡大していきます。

どっぷりと妻に惚れている惣次なので、扱いも優しいしほんまにええ夫婦やーという展開が続くのですが。。。

なまじ惣次より商才を持っていた幸だからこそ、惣次は一緒にいる道を選べなかったのですね・・・
何とも切ない結末でしたが、三男坊との1巻のフラグから、きっとそうなるだろうなという展開になっていきます。

ある意味五鈴屋に翻弄されていく幸ですが、知識を得たいという気持ちや商いを広げることなど幸にとってはやってみたかったことをできる機会に恵まれたのは良かったのか。

幸は美貌のご寮さん、歳を重ねてどんどん美しくなっていきます。
4巻へ。
(5巻)