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青の数学

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その数式(まほう)が、君の青春を変える。雪の日に出会った女子高生は、数学オリンピックを制した天才だった。その少女、京香凜(かなどめかりん)の問いに、栢山(かやま)は困惑する。「数学って、何?」――。若き数学者が集うネット上の決闘空間「E2」。全国トップ偕成高校の数学研究会「オイラー倶楽部」。ライバルと出会い、競う中で、栢山は香凜に対する答えを探す。

玉城夕紀さんの本です。
 
書店で面白いと絶賛されているのを何度か見ていて気になっていた本。
予約していてようやく手元にやってきました。
 
結果的に、私には楽しめませんでした・・・・
 
まず、期待し過ぎたという点をあげましょう。
最近の風潮なのかもしれませんが、過剰に期待を高めるようなSNSのコメントや帯、書店での推しっぷり。あれはちょっと・・・あんまり良くないかもしれませんね。。
期待しなければまだしも、、という本が最近多い気がします。
 
そして、読めない漢字の名前のオンパレード。
脇役はまだいい。けれどこの主役の栢山がまず読めなーい!!!(私が馬鹿なだけか)
その時点で読む気が萎える。
そしてこんな珍しい名字の人ばかりいる?!と思うくらい、出てくる人出てくる人が皆珍しい名前な訳です。
キャラクターの区別もつきにくく、ただただ混乱するばかり。
 
極めつけは、数字を見ただけで拒否反応を起こすくらいに数学が大嫌いな私・・・・!
 
ちょっと大丈夫かしらと不安に思っていた気持ちは的中。
本を読んでも数学が楽しいものという気持ちには全くなれないどころか、計算が書かれているところは最早読み飛ばす勢い・・・・
 
ごめんなさい。もう色々な意味で自分には合わない作品でした。
個人的に文章もちょっと癖があるような読みにくさを感じてしまい、、、この方の本はもう読む事はないかもしれません。。
 
しかも結局プロローグで出てきた女の子が本編で登場しないし・・・
栢山の語りと実際の会話文が人物像違いすぎじゃない?!と思うくらい違和感がありましたし・・・
 
うーむ、ダメでした。ごめんなさい。
(3点)