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鹿の王1

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強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!?たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる―!

上橋菜穂子さんの本です。
 
「守り人」「獣の奏者」シリーズを読み終えて呆けていたのですが、ずっと読みたいと思っていた本屋大賞受賞作「鹿の王」シリーズをついに読む事に。
 
文庫にして全4巻?かな。
そのせいか1巻は割と半端なところで終わってしまう感じ。
世界感に入り込む前にもう終わりかー!と思ってしまうような、序章といった位置づけでしょうか。
 
ヴァンサイドのストーリー展開はとても引き込まれました。
奴隷生活から逃げ出す事ができ、束の間の幸せな生活を過ごしていることを過去として語っている感じなので、ヴァンを追う側の人達と話が絡んでいくことは間違いない。
これは期待しかないですね。
 
そしてヴァンの足跡を辿っていたあの女の人はどうなってしまったのか・・・めちゃくちゃ気になります。
 
図書館で予約してやっと来たくらいなので、全巻読破まではまだまだ時間がかかりそう。
 
シリーズは一気読みできるとより楽しいんですけど、贅沢は言わず待つとしましょう。
(4点)