No-music.No-life

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樹上のゆりかご

かつて旧制中学だったバンカラな伝統が残る都立辰川高校に入学した上田ひろみは、学校全体を覆う居心地の悪さを感じるようになっていた。合唱コンクールで代役の指揮をした美少女有理と親しくなってからは、周囲でさらにおかしなことが起き始める。合唱祭、演劇コンクール、体育祭と準備に追われる中、生徒会に脅迫状が届き相次いで事故が……。学校に巣くう「名前も顔もないもの」とはなんなのか? 何ものからも守られ、それゆえに不安定な「ゆりかご」のような場所、「学校」。そこで過ごす刹那を描いた、人気作家荻原規子の今では珍しい学園サスペンス。

荻原規子さんの本です。
 
「これは王国のかぎ」と主人公の名前が同じらしいです。
が、私はまだこれは~を読んでいないのでそんな知識もなく読み始め・・・・読み終えて、「うーん」とうなってしまいました。
 
荻原さんが「普通の」学園ものを書くと、なんというか「今風な高校生」ではないんだよなあ。
それは多分会話が固いというか、ちょっと高校生が話すにしては浮世離れしている感が・・・という部分もおおいにあるのですが、結局何が言いたかったんだろう?と思うばかりで入り込めませんでした。
 
今まで読んできた荻原さんの作品は最初は微妙でもだんだん面白くなっていつしかはまっている、みたいなものか、最初から面白いかのどっちかしかなかったので、意外でもあり、残念でもありました。。私だけですかね。。
 
あと、RDGの前身的な設定(生徒会やキャラクターが)のように個人的には感じました。
でもこれはもう読まないな・・・
(3点)