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ふたり姉妹

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東京の製菓メーカーで企画職として働いていた29歳の聡美が久しぶりに故郷に帰ってきた。実家を出たことがなくずっと田舎暮らしの三つ下の妹・愛美は、この機会に姉の家で都会の暮らしを楽しんでみたいと思い立つ。部屋を貸すことを嫌がる姉や困惑する婚約者を説き伏せて、愛美は東京に発つが、聡美の家で姉の恋人と遭遇。プライドが高く向上心の強い姉の突然の帰省を訝しんでいた愛美は彼に探りをいれてみることに。聡美が実家に帰ってきた本当の理由とは――?

瀧羽麻子さんの本です。
 
いいですね、やっぱり。
瀧羽さんの本を読んでいると安心感があって好き。手軽に読めてほっこりとした気分になるのもいつものこと。
 
私は二人姉妹ではないですが、妹がいるので姉の妹に対する複雑な感情が分かり過ぎて溜まらなかったですねえ・・・!
 
この妹のように愛嬌とか愛されキャラでは全くないのですが、運動以外は何でもできるような、私より出来た妹を持っているので、姉の聡美が挫折して田舎に戻ってくるというのが何とも言えない屈辱だったのだろうなあとか色々感じ過ぎて・・・。
 
結局バタバタしていてもまるっと収まってしまうのですが、いいところは全部柏木さんの「家族になるんだし」発言が持っていっちゃいましたね。
 
なんだかんだと「家族」になったら、この姉妹と相手の男子達も上手くやっていけそう。
 
(4点)