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世界から猫が消えたなら

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僕の葬式。僕の枕元に集まる人はどんな人たちだろうか。かつての友達、かつての恋人、親戚、教師、同僚たち。そのなかで僕の死を心から悲しんでくれる人は、何人いるのだろうか。僕と猫と陽気な悪魔の7日間の物語。

川村元気さんの本です。
 
あのお洒落丸メガネ!
映画「モテキ」「告白」「バクマン。」「君の名は。」「怒り」「何者」などの映画プロデュースを担当した名プロデューサー。
結構な数のこの方のプロデュース作品を観ていて、そしてそのほとんどが面白かったと思えるものばかり。
 
さてそんな方が本業ではない小説を書いて見ました。
という訳で、私が予想していた以上に・・・・受け付けられませんでした。
 
川村さん、以前TVでインタビューに答えているのを拝見しましたが、見た目もお洒落キレイ目男子で、本も物凄く沢山読まれている方のようで。
その時は上から目線だなーくらいに流して見る事ができていたのに、この小説を読んだ後となったら、「ドヤ顔丸メガネめ!」とか思ってしまう始末。
 
それほどまでに、ダメでした。私。
 
何故こんなに絶賛されているのか、本屋大賞にノミネートされたのかも私には全く分からない・・・。
 
タイトル、表紙は素晴らしいと思う。
惹かれるようなストーリー、読んでみたいと思わせる所は流石だなと思う。
 
思うのだけど・・・思っていた以上に軽いノリ。死を間近にしているとは思えない病気を抱えているはずなのに、ぴんぴんし過ぎているのも違和感。
映画の予告から抱いていたイメージとは全く異なり、思ったほど彼女は出てこないし、独特の表現や軽すぎる語り口がもう、、、私には全く受け付けられませんでした。。
 
これで泣けない私はおかしいんでしょうかね。。。
 
読み終えてやたらともやもやしてしまう本でした。。。
うーん。
(3点)