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風ヶ丘五十円玉祭りの謎

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相変わらず学校内に住んでいる裏染天馬のもとに持ち込まれる様々な謎。学食の食品をめぐる不可思議な出来事、吹奏楽部内でのトラブル、お祭りの屋台のお釣りにまつわる謎ほかに、裏染の妹の華麗な謎解きを加えた、全五編+「おまけ」つきの痛快推理連作集。『体育館の殺人』『水族館の殺人』につづくシリーズ第三弾。なな、なんと“平成のエラリー・クイーン”が、日常の謎に挑戦。


青崎有吾さんの裏染シリーズ第3弾。
 
この短編集が出ているのを知らずに4弾を読んでしまったのですが、意外と問題なかったという感想を書いたら、これを読まないなんてありえない的なコメントをいただき(某読○メーターにて)、早速予約。
 
しかし、私はそもそも水族館の殺人の内容を結構忘れているみたいで、裏染妹が登場していたのも覚えていないという。
最新刊の図書館の殺人とリンクしている所があって楽しめるけれど、この短編を飛ばしても個人的にはあまり問題ないように思えました。
 
長編しかこのシリーズは出ていなかったので、やや物足りない印象。
また、私があまり得意ではない日常ミステリ系なので、ちょっと味気ない感はあるかなあ。
 
けれど、学園モノは大好きなので読んでいてワクワクしちゃいましたね。
 
また、針宮さんがめちゃくちゃ可愛くて「針宮理恵子のサードインパクト」が一番楽しめました。
ツンデレ感がやばいですね、可愛いー。
 
それにしても青崎さん、めちゃくちゃ読みやすい文章だなあ。コミカルな展開がまたテンポよく読める理由でもあるのかな。
(4点)