序章 はじめに 山登りのガツガツ期について
第１章 登山道ではない登山道!? 破線道の歩き方
第２章 一歩、前へ！ レベルアップの基礎固め
第３章 慣れ期は見直し期 ３、４年目の中間決算
第４章 「登山者」になろう！ 初心者を脱皮した日
第５章 さあ、次の山へ！ サボらずみつける「自分の山登り」
終章 おわりに 初心に返るとき
鈴木みきさんの本です。
文章というよりイラストで描かれている本なのですが、こちらで感想を。
前回鈴木みきさんの別の本を読みましたが、読んだ後に「山に行きたい！」と思わせてくれるほど素敵な一冊でした。
今回借りたのはこちらの本。
山登り歴も気付けば3年。
富士山にも登ったし、千メートル以下の山にはコンスタントに昇っているし、500ｍ前後の山の単独登山もできるようになってきた。
だけど私は一体今どのレベルにいるんだろう？初心者ではないけど・・・と思っているところだったので、非常にためになる一冊だったと思います。
初心者から脱する一歩としては、自分で登山計画を立てられること、そして計画した範囲内（時間内）で登山をできたかというところだそうで。
と言う訳だと、私は中級者に一歩足を突っ込んだ所までは行っているということ、みたいです。
この本では初心者を脱したいと焦る助手さんの話が書かれています。
私は幸いにして一緒に山登りをする人が自分より凄い山に行っている、私負けてる？と思うような感じではないので焦りはないのですが、助手さんは周りの人が一歩先を行っている気がして、とにかく初心者を脱したい！と思うがゆえ、単独テント泊を決行し、そこで経験したことによって一歩成長する姿が書かれています。
これが何か、ほろりとくる感じで。あー単独の時ってそうだな、と低山しか登ったことがない癖に、ちょっと分かったような気になったりしました。
今年は、北アルプスに１泊２日でぜひ挑戦してみたいと思っていて今計画を練っている段階ですが、次のステップアップを目指したいという人、山に慣れてきたかなという人にはとても読みやすい本になっていますね。
今の心境にぴったり過ぎて、やっぱり読み終えてから山に行きたい！と思いました。
昨日も山に登ってきましたが、目指せ北アルプス（初心者向けの山ですが・・）！で今年も山登りを楽しんでいきたいと思います。
鈴木みきさんの本は何冊か出ているみたいなので、他のも読んでみたいなあ。
（5点）
