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少女の時間

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月刊EYESの小高直海経由で、大森で発生した未解決殺人事件を調べ始めた柚木。二年前、東南アジアからの留学生を支援する組織でボランティアをしていた女子高生が被害にあった事件だが、調べ始めたとたんに関係者が急死する事態に。事故か殺人か、二年前の事件との関連性は果たして? 美人刑事に美人母娘、美人依頼主と四方八方から美女が押し寄せる中、柚木は事件の隠された真実にたどり着けるのか──

樋口有介さんの柚木草平シリーズ。
 
読みにくいわーと思いつつ、ハードボイルド小説?でもあるこのシリーズ、新作が出る度に読んでしまいます。
 
読み始めた頃は遥か遠い年齢と思っていた柚木と、気付けば歳が近くなっているというサザエさん方式に歳を取らない設定を恨めしく思いながら、今回も美女たちに翻弄される柚木が描かれて、楽しく読めました。
 
しかしラスト前までは結構テンポ良く読めたんですけど、どうにも真相がすっきりしない感じだったなあ。
 
登場人物(女性)が多いのと、基本皆美人なので、あれこの人誰だっけ?って名前だけ出されても分からなくなってきてしまってまいりました(笑)
 
にしても、こんなに美女がゴロゴロいるかっ!ってなりますけど、このシリーズにはお約束でした。
まだまだ続くのかなあ。
 
(4点)