No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

2016年4月16日~17日 香川・高松、小豆島、琴平への旅

過去記事を久々に見たら、3年くらい更新していなくてびっくりしました。
その間もちょこちょこ旅には行っているのですが、一人暮らしを始めて以降から忙しくてダメですね。
 
本当は2月に行った湯布院の旅についても書きたいのですが、また時間がある時に。

という訳で、今回は先日行った香川旅行の事を書きたいと思います。
イメージ 1


イメージ 2


 
香川と言えば、うどん
 

イメージ 3


イメージ 4


相方と「うどん食べたいね、じゃあ香川に行こうか」、と思い立って決めた場所でした。
4時半起き、5時には家を出て羽田到着が6時半。
前回の福岡旅行の時と同じく7時台の飛行機です。
 
1日目:高松でうどん巡り~小豆島へ 
 
福岡と違って香川に行く人はやはり少ないのか、席は結構空いており、いつもはない飴のサービスがあったり、空いている席に移っていいですよ、と言われたり、人が少ないとなかなか粋な計らいがあります。
 
香川までは1時間半くらいでしたでしょうか。
こちらの天気も良く、暑すぎず寒すぎずの丁度良いお天気。
 
まずはリムジンバスに乗り込み、1時間程かけて高松まで向かいます。
高松の印象は、都会!そしてアート!
 
瀬戸内海の島々を望む港があり、しかしそこかしこに綺麗な山形をした鮮やかな黄緑色の山々が見え、山と海の良い所が集まった街でした。
駅前はなかなか栄えていて、人もそれなりに多くいました。
 
まずは高松駅周辺のうどん屋巡りです。
高松からJRに乗り、栗林公園北口駅に降り立ち、まずは1軒目「松下製麺所」へ。
こちらは製麺所の一角でいただく、という方式で、注文の仕方にどぎまぎしながらいただきました。
 
うどんは確か250円だったと思います。
1玉だけのシンプルなうどんに、無料トッピングの天かす、生姜、ネギだけで食べたのですが・・・・うまー!
この安さでこの美味さ?!とテンションが上がります。
 
間に栗林公園の散策(ほんの少し)を挟み、2軒目。
「上原屋本店」へ。
こちらはかなりの観光客で店内は混み合っていました。
 
おばちゃん達が忙しなく天ぷらを揚げている姿が見える中、セルフ注文方式のお店でしたが、店員さんが丁寧に頼み方を教えてくれるので安心して注文できました。
 
おでん、おにぎり、天ぷらなどなどサイドメニューが非常に充実したお店。
私は茄子の天ぷらを食べたんですが・・・・個人的に香川旅行のベストごはんはこれだったと思います(笑)
茄子好きの私をうならせる美味さ。
茄子をまるごと1本揚げているのですが、からっとあがっていて、中は柔らかじゅわっとして・・・いや、ほんと美味かったです。個人的には、うどんよりも美味いと思いました(笑)
 
続いて3軒目「竹清」。
卵天ぷらで有名なお店だそうです。
 こちらも観光客でにぎわっていましたが、地元の人と思われる方もちらほら。
卵の天ぷらを随時揚げたてで作っていて、熟練のおばちゃん店員達が忙しなく動いていましたが、うどんにかける出汁が少な過ぎたようで「もっとかけて!」と注意されました(笑)
 
実はガイドブックで見たときから期待していた卵天ぷら。
食べている途中で衣がスポンと取れて卵単体になってしまったので思った味ではなかったのですが、とろんとした卵が美味しかったです。
 
そして3軒目の時点でお腹が一杯で半玉にしたのですが、この時点で一番美味しいと思ったのが松下製麺所のうどんでしたが、相方は上原屋本店とのこと。好みだと思いますが、やっぱり茄子の天ぷらが一番美味しかったです!(笑)
 
その後徒歩で高松駅へ戻り、フェリーに乗り込みいざ小豆島へ。
天気はすこぶる良いのですが、とにかく風が強い日でした。
1時間ほどフェリーに乗り、瀬戸内海の島の中で一番大きい小豆島へ上陸です。
 
実はこの日、明日が春期の瀬戸内国際芸術祭最終日という日だったので、近くの直島、豊島などなど行ってみたい所も沢山あったのですが、公共交通機関を使う手前、時間の制約があって諦めたんですよ。
ですが、小豆島にもアート作品が意外と点在していて(しかも無料で観られる常設の作品が多かった)、アート巡りも楽しめたのは良かったです。
 
初日は、歩いて小豆島の名物エンジェルロードへ。(歩くと割と距離がありますが、行けなくはないです)
1日2回、引き潮の時に現れる道。カップルも多かったですが、家族連れも多く賑わっていました。
 
このエンジェルロードで手をつないだカップルは幸せになれるらしいですが、果たして。
 
瀬戸内海の海って、青緑色をしています。深い深い青。
これは太平洋側の海とは全然違っていて、藻が多いせいもあるのかな?だけど物凄く綺麗な海です。
エンジェルロードもとても綺麗な所でしたね。
 
そのあとは歩いて土庄港へ戻る道すがら、迷路の街を散策。
アート作品がそこかしこにあって面白いし、迷路みたいな小さい路地が連なっていて街並みが素敵でした。
駄菓子屋さん?の中にもアート作品があったのですがそちらは有料だったので見ず、アイスだけ食べました。
 
そして土庄港から、バスでオリーブ公園へ。
ここは朝ドラでブレイクした小芝風花さんの黒歴史とも言われる「魔女の宅急便」の映画でロケ地としても使われた場所らしく、風車(実際は回っていない)が有名だそうです。オリーブ関連のお土産が沢山売られていました。オリーブソフトはちょっと怖くて食べなかったのですが、オリーブのチョコとかお菓子は全然癖がなくて美味しかったです(試食ですが)。
 
そして近くまでホテルのお迎えが来てくれたので、そこから送迎バスに乗って今夜のお宿、ベイリゾートホテル小豆島へ。
 
ここのお宿、非常にオススメです!
施設は古いながら、今風にリフォーム?されていて、モダンなセンスが個人的にツボでした。
また、とにかく従業員の対応が素晴らしく、親切丁寧で気持ちの良い接客をいただきました。
チェックアウト時にはおせんべいもいただきましたし(笑)
 
夜、朝とバイキングでしたが、小豆島特産の佃煮が美味しいのなんの!
オリーブファウンテン、醤油の食べ比べ、そうめん、うどん、醤丼・・・などなど小豆島の特産物達がずらりと並び、満足でした。
温泉もつるつるになりましたが、あまりに強風過ぎて露天風呂に入った瞬間に頭の上のタオルが吹っ飛びました。そして寒かったです(笑)

2日目:小豆島を出て、琴平(金毘羅さん)へ
 
バスの時間とフェリーの時間があり、9時前にはホテルを出て、すぐ近くの醤の里へ。
小豆島はオリーブ、そうめんの他に醤油、佃煮が有名らしく、ホテルの近くには醤油を作るところ、佃煮を作るところが点在しておりました。
 
佃煮と醤油をお土産に買い、みたらしソフトなるものを食べました。甘いのとしょっぱいのって何でこうも合うんでしょうかね。
佃煮やさんの店員さんが凄く素っ気なかったのが気になったのですが、ホテルで食べた佃煮の美味さには感動したので買いましたけれども(笑)
 
バスに乗って再び土庄港へ。
フェリーの時間まで結構空いてしまったのが難でしたが、再びフェリーに乗って高松港へ戻ります。
そこから、高松築港駅まで歩き、ことでんに揺られること、1時間ほど。
終点の琴電琴平駅には13時過ぎに到着しました。
 
高松は都会でしたが、琴平に向かう車窓からの景色は、山と緑溢れる・・・まあのどかな田舎の街並みと行ったところ。
田舎度合いは私の地元とは比べ物にならないほどの自然溢れる感じでしたが、やはり山の形が綺麗な山形になっている山が多いのと、鮮やかな黄緑色の緑達は見ていて癒されましたね。
日曜も相変わらずの強風でしたが、雨は朝になって上がり、晴れてきたのは良かったです。
 
さて、琴平です。
明らかに高松に比べて人気が少ない感じでしたが、メイン通りに観光客は沢山いました。
車で来ている人が多かったということかしら。
 
そして表参道にあるお店(通常、オーダーを取りに来てくれ、うどんを運んでくれる方式)で温かいうどんを頼んでしまい、暑くなりましたが、4軒目のうどんを食べ終えて、個人的には松下製麺所のうどんが一番美味しかったなあと実感。(琴平で食べたうどんは美味しいのだけど、他3軒に比べると、関東で食べているような価格帯のうどんのような感覚に近い印象)
 
金毘羅さんまでは、表参道を抜け、785段!にもなる階段をひたすら登ります。
この日は雨上がりで晴れたこともあり、気温は23℃とか25℃くらいだったんじゃないでしょうか。
歩いている途中で汗だくになるわ、蚊に刺されるわで散々でしたが、日頃の山登りの成果か、何とか登り切ることができました。
実は更に階段を上ると奥宮があるようなのですが、断念。
お参りして下りました。
 
怪しげな「かまたまソフト」を食べてみたり(うどんのネギ、だしをかけて食べる)、(←味は思ったよりは食べられるけど、一回食べたらいいかなという感じ。)金毘羅名物の灸まん(ひよ子と同じようですが、ひよ子の方が断然美味いと感じる味)、うどん風グミをお土産に購入し、JRの琴平駅で時間つぶし。
 
一度高松に戻る案も考えていたのですが、空港直行のバスが琴平まで来るということと、強風でJRが遅れていた事もあり、結局琴平にとどまることにしました。
しかし駅に近づくにつれて人気は少なくなり、思ったよりお店もなく、時間を潰すのは苦労しました。
 
夜ごはんに食べてみたかった骨つき鳥を食べ、帰りのバスで高松空港へ戻りました。
強風で東京からの便が遅れたとかで、40分遅れの出発となりました。
最後に空港内のうどんを食べようとしていたのですが、段取りが悪いのか注文しても全然出てこず、時間に間に合わないのでキャンセルするという悲しい最後。
 
空港内でうどんをお土産に買い、羽田空港へ向かったのでした。
 
レンタカーを使えばもう少し効率よく回れたのかもしれませんが、これはこれでとにかく行こうと思っていたところは回れたかな。
島という普段では経験できない非日常を体験でき、仕事の嫌な事から逃避できた旅でした。
 
いやー香川はうどんが美味いと話では聞いていましたが、想像以上の美味さでした。
 
ちなみに1日目は3軒目回っていますが、これで千円行きませんからね!
安い!上手い!クオリティ高い!の3拍子。
機会があればまた行きたいですし、今度は行けなかった直島や豊島にも行ってみたいです。