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神様は勝たせない

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中学サッカーの首都圏大会、県予選の準々決勝。2点ビハインドから追いついて迎えたPK戦。各チーム二人ずつ蹴り終え、0‐2でリードされた状況に、キャプテンでゴールキーパーの潮崎隆弘は試合を諦めかけていた。そんな絶望的な状況下で、点取り屋の阪堂隼人、司令塔の鈴木望、マネージャーの広瀬はるならは、自らの弱さ、葛藤と向き合っていく―繊細な中学生たちの揺れ動く心情とともに運命の試合が、いま決着する。

白河三兎さんの本です。
 
サッカーにまるで興味がありません。
 
サッカー小説を読んでも興味がないので全然入ってこない。
残念ながら自分がサッカーを好きではないせいで、前半は上の空で読んでいる感じになっていました。
 
青春モノは結構好きなのですが、サッカー小説だったら読み進めるの辛いかもなあと思っていたら、途中からちょっとしたミステリ要素も入ってきて。
 
こちらは容易に真相が予想できる感じではあったものの、この展開があったから何とか後半は読み進める事ができたかな、という印象。
 
まあサッカー小説として書いても良かったのでは?というよく考えるとちょっと生臭い感じの展開ではあったものの、サッカーでなければそれなりに楽しめたような気もします。
 
好みの問題ですが、可もなく不可もなくですかね。
 
それにしても、やっぱり白河さんの小説のタイトルが結構勿体ない気がしてしまうのは私だけでしょうか?
(3.5点)