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きみが見つける物語 十代のための新名作 こわ~い話編

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放課後誰もいなくなった教室、夜中の肝試し。またたく間にクラス中に広がった都市伝説や怪談。遊びのつもりが追い込まれて本気になったデスゲーム…。人気作家が集結、それぞれが描いた恐怖の物語とは?いまこそ読みたい物語を厳選、超豪華ラインアップでおくる短編小説集『きみが見つける物語―十代のための新名作』。


「こわーい話編」には、赤川次郎江戸川乱歩乙一雀野日名子高橋克彦山田悠介の短編を収録。
 
乙一さんは何度も読んでいる「GOTH」からの一篇。
これはもう別格で秀逸な作品なのですが・・・こわい話=ホラーを想像していると、ちょっと微妙かもしれない。
 
赤川次郎さんの本は何だか少し切なくなるような不思議な話だったのですが、その他は想像すると、グロ系が多かったり、いまいち理解できないものが多かったり。
 
十代のための、と銘打たれているシリーズですが・・・十代に薦められるの?とちょっと疑問に思うアンソロジーでした。
(3.5点)