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Guilty(ギルティー) 殺意の連鎖

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愛する彼が犯人だと、彼女はなぜ見抜いたのか?はかなき夢に人生を圧され破滅する男女を描いた辻村深月『芹葉大学の夢と殺人』。犯行現場から消えた凶器。少年犯罪報道の矛盾に切り込んだ有栖川有栖アポロンのナイフ』。借金苦から犯したとされる殺人の、驚愕の真相を描く米澤穂信『満願』ほか、全6篇収録。


 
辻村さん目当てで借りたのですが、「鍵のない夢を見る」に収録されていて一度読んだ事がある作品でした。
 
有栖川さん、米澤さん以外は初読みかな?
多分。
 
どれもこれもちょっとばかり後味が悪い感じの作品が多かったですが、嫌いではないです。
 
米澤さんの作品は群を抜いていたな。凄く味のある作品だったと思います。
 
その他はそれなりに楽しめましたが、そこまで好みではなかったかも・・・。
アンソロジー小説というのは私にとってはそういうものなのです。
未だに、ほとんど当たりに出会った事がない気がします。
 
このシリーズは第二弾も発売を予定しているらしいので、そちらに収録される作家さん次第では読んでみたいなあと思っています。
(3.5点)