気まじめに生きる男女ゆえの殺人、不倫、自殺…世界に例のないテイストの短編集
沢村凛さんの本です。
6つの短編集で構成。
何処にでもいるような普通の人の話です。
が、そこは沢村さん、一筋縄ではいきません。
ハッピーエンド?と思わせて、意外とブラックな結末の作品が多いかも。
「マリッジブルー・マリングレー」と「無言電話の向こう側」が面白かったかな。
理解力が低い人なので、いまいち理解できずに終わってしまった作品もあったりするのですが、どの話も何処にでもいそうな人が主人公ということで、非常に気負わずに読める感じです。
まだまだ沢村さんは本を出していらっしゃるので、他の作品も読んでみたいと思っておりますー。
(3.5点)