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大日本サムライガール7

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「わがままになっちまうが、俺はこの人生を全うしてみたい」
CIA東アジア支局長の愛娘、リリィ・レイエスもひまりプロに加入し、順風満帆に事業を推進する颯斗だったが、実家である織葉家が重大な岐路に立たされ、苦渋の決断を強いられる。一方、CIA・民政党と共闘することを決めた日毬は、いよいよ政権奪取に本格的に乗り出すのだが、思いもよらない強大な“敵”と対決することになる……。
目的は政治の頂点、手段はアイドル――。


至道流星さんの「大日本サムライガール」シリーズ最新刊。

 
忘れていたように颯斗の父親が出てきたと思ったら、まさかの・・・!という展開はあまり物語自体にスパイスを与えてはくれなかったですね。
急に?というベタな展開にうーんという感じ。
 
今回はアイドル事務所としての動きよりも、ひまりが掲げる政治的な面で大きく動き出します。
 
正直なところ、ユーザーレビューにあるように政治の話の粗は全く疎い私にはよく分からないのですが。核兵器を所有するという党首を果たして国民は支持するものだろうか?という疑問が湧いてしまいます。
 
そしてリリィが加入したのもおまけのようになってしまっているのがちょっと残念。
 
ただラストのひまりプロの皆がひまりをサポートしようと決意するシーンは良い。
 
マスコミの逆風を吹き飛ばし追い風にすることはできるのか?!
次巻を楽しみにします。
(4点)