私立栂山高校に入学した川瀬真一は、マンモス校ではまったく目立つことのない、平凡な男子。唯一同中学出身の村上遥香に、恋心のようなものを抱いている。強引な彼女に誘われ、ドキドキしながら、活動内容がさっぱりわからない「サバイ部」の部屋を訪れた。そこに部長として登場したのは、七年に真一の前から姿を消した当時の親友、高坂アキラだった―――。
中村航さんの本です。
中村さんの作品なのに、名前が宮尾さんじゃない！と思ったら、いつもの中村さんらしからぬ小説でございました。
しかもこの一巻は長い長い序章に過ぎず・・・その割には登場人物の誰もを好きになれない。
結局何が言いたいのかわからないまま終了・・・
デビュー作こそ苦手かも、と思ったけど、独特の中村節のとりこになった私としては・・・この作品は肌に合わなかったようです。次巻も読まないな・・・。
うーん、残念。
（3点）
