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タイムマシン論―最先端物理学によるタイムトラベル入門

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ワームホールのつくりかた/ティプラーの円筒/宇宙ひもによるゴット型タイムマシン/空間を伸び縮みさせるワープドライブ/タイム・パラドックスの解決方法…アインシュタインペンローズもホーキングもみーんな頭を悩ませた現代科学の超難問。


二間瀬敏史さんの本です。
 
相方の家にあるのを見つけて、気になるからと言ったら貸してくれました。
 
私が初めて「タイムトラベル」「タイムパラドックス」という言葉を聞いたのはいつだっただろう?
 
多分、自分が昔好きだったティーンズハートから出ていた津原やすみさんの「あたしのエイリアンEX」シリーズだった気がします(こっちは「親殺しのパラドックス」かな)。
それと、母が持っていた筒井康隆さんの言わずもがなの名作「時をかける少女」かな(こちらは「タイムトラベル」)。
 
最近だと、辻村深月さんの「名前探しの放課後」で、何通りかの時間が存在していて、Aということが起こる世界と、Bということが起こる世界と、Cということが起こる世界が同時に存在する。だから過去は変えられない、みたいな話が出てきたような。
 
とても興味深い分野です。
だからもっと理解できたらよかったのですが・・・少々難しかったですねえ。
 
それでも、こういった分野の本の中ではかなり読みやすいほうらしいけれど。
SFのおすすめ小説があったら読んでみたいなあ。
(3.5点)